ドキドキしっぱなし
NFL第4週日曜日の試合から、現地13時開始の試合の感想を。
「GAORA」で、サンディエゴ・チャージャーズ対ボルチモア・レイヴンズを見ながら、
他の7試合を「Play-By-Play」観戦しておりました。
まあ、世の中、そうそう良いことばかりはありませんから、
僕としては、「とてもよかった」ということにしておきましょう。
それにしても、いろいろとドキドキしっぱなし。
まずは、マイアミ・ドルフィンズ対ヒューストン・テキサンズの試合。
テキサンズ、初勝利おめでとう!!
しかし、なかなか心臓に悪い試合でした。
やはり、楽には勝てません。
前半を終えて3対3、第3クォーターを終了しても6対3という、ロースコアゲーム。
先週まで散々だったテキサンズのディフェンスも、
この試合はよく粘れていたのではないでしょうか。
しかし、せっかくディフェンスが頑張っているのに、
オフェンスがなかなか得点できない、というもどかしい展開。
どうなることかと思われましたが、第4クォーターに入ってタッチダウン2連発。
6対17。
やったー、初勝利だーっ!
・・・と思いますよね、普通。
しかし、後半残り時間6分弱で、まず3点を返されると、
後半残り時間2分弱で、タッチダウンまで通されてしまいます。
このタッチダウンドライブのときなんか、1度フォースダウンまで追い詰めていながら、
ギャンブルを成功されて、あれよあれよとタッチダウンを奪われてました。
まずいです。
いつか見た展開。
・・・もちろん、「負ける展開」・・・。
しかし、ここでツーポイントコンバージョンを決められると同点でしたが、
それをしのいで、2点リードを保ち、
更に、次のオンサイドキックは、アウトオブバウンズにボールが直接出て失敗。
ホント、なんとか、なんとか、逃げ切りました。
とにかく、最後の1秒が終わるまで、「まだ勝ちは決まっていない」と、
ドキドキしながら見守っていましたので、
最後の1プレーが終わった瞬間には、ホッとするとともに、
ドッと疲れが押し寄せてきました。
まあ、とにかく良かったです。
来週以降も、また頑張ってください。
次に、インディアナポリス・コルツ対ニューヨーク・ジェッツの試合。
こんなに、はっきりした「シーソーゲーム」というのも、
なかなか珍しいのではないでしょうか。
第3クォーター終了時点では、14対14。
ここから、息もつかせぬ怒とうの展開。
まず、残り時間13分弱、コルツがフィールドゴールで3点リード。
しかし、残り時間8分弱、ジェッツがタッチダウンで逆転。
17対21。
しかし、やはり地力に勝るコルツが残り時間約2分半でタッチダウン。
24対21。
これならコルツが勝ったかな・・・と思いきや、
直後のキックオフで、ジェッツのリターナーであるCBジャスティン・ミラーが、
なんと、103ヤードのキックオフリターンタッチダウン。
・・・そりゃないよ・・・。
24対28。
コルツを応援していた僕も、さすがに、もうここまでか・・・と思いましたよ。
しかし、やはりコルツのオフェンスは、地力が勝りました。
絵に描いたようなツーミニッツオフェンスを成功させ、タッチダウン。
31対28。
ここで、ようやく勝負ありとなりました。
コルツに期待しているものは大きいので、今日はオフェンス・ディフェンス共に、
「あれ?」という感じがしないでもなかったのですが、
でも、とにかく勝利を挙げられたので良かったです。
いやぁ、これも、ドキドキしましたねぇ。
次は、ミネソタ・ヴァイキングス対バッファロー・ビルズの試合。
これもまた、第4クォーター、6対17の11点差という展開から、
あわや、逆転されそうになるという。
ヴァイキングスのタッチダウン、ツーポイントコンバージョン失敗で5点差となった後、
ビルズのオフェンスが効果的に時間を潰せずに、
そして、最後のヴァイキングスのオフェンスドライブが、サクサクと進んでいったのには、
もう、「ああ、ダメなのか・・・」と思わずにはいられませんでした。
なんとか、16ヤード地点まで迫られながらも、タイムオーバー。
冷や汗ものでした。
ニューオリンズ・セインツ対カロライナ・パンサーズは、
最後、セインツが3点差まで追いつきましたが、
追いつくのが遅かったので、それほどドキドキはしませんでした。
ただ、もちろん、最後のオンサイドキックは、「もしや」と思っちゃいましたけどね。
・・・と、ここまでが、「良かった」試合。
「悪かった」ドキドキは、もちろん、テレビ観戦したチャージャーズ対レイヴンズ。
うーん、あそこまできて、逆転負けするか・・・。
チャージャーズのKネイト・キーディングが54ヤードフィールドゴールを成功し、
チームメイトと喜び合って、押し負けてでんぐり返ししちゃっていたあたりなんかは、
「ああ、これなら勝てるな」と微笑ましく見ていたものでしたが・・・。
とにかく、チャージャーズは、ミスも多かったですし、運も悪かった。
そして、やっぱり消極的だった。
内容詳細は、後から確認しますが、
来週からは、しっかりと「攻めて」いってもらいたいものです。
そして、アリゾナ・カーディナルズ対アトランタ・ファルコンズの試合。
まず前半。
ファルコンズのキッカーは、Pマイケル・ケイネンがあまりに不調だったため、
最年長キッカーのKモーテン・アンダーセンと契約しておりますが、
さすがにキック力の衰えがあるため、
長い距離は引き続きケイネンが担当することになってました。
そして、この試合の第2クォーターに、そんな場面が。
ケイネンの51ヤードのフィールドゴール挑戦。
・・・ドキドキ・・・。
これを成功!
いやぁ、ホッと一息。
これで失敗してたら、ケイネンの自信は回復されなかったでしょうから。
今後も、長距離で素晴らしいキックを連発してもらいたいと思います。
そして後半。
この試合でも、大事なところでファンブル・インターセプトを喫してしまっていた、
カーディナルズQBカート・ウォーナーが、ついに降板させられます。
見ていて、「ああ、こりゃ交代だな」と思ったので、
交代させられたこと自体は納得なのですが、
ここまでウォーナーにミスが重なってしまったことがショックでした。
そして、QBマット・ライナート登場。
しかし、ライナートも、いきなり最初のプレーでサックを浴びてファンブル。
・・・いや、ちょっと苦笑してしまいました。
間違いなく、カーディナルズのオフェンスラインに問題があるでしょうし、
このままでは、クォーターバックが替わっても勝てないでしょう。
行く末が、非常に心配です。
ダラス・カウボーイズ対テネシー・タイタンズの試合は、
試合自体は、カウボーイズの圧勝だったから良いのですが、
心配なのは、カウボーイズKマイク・ヴァンダージャットが、
26ヤードという簡単なフィールドゴールを失敗していたことで。
あと、なんか、この試合では、「キックオフ専門キッカー」Kショーン・スイシャムではなく、
ヴァンダージャットがキックオフも担当していたようです。
スイシャムが怪我をしていた・・・という話もなかったですし、
うーん、これはどういうことなんだろう・・・?
いや、ヴァンダージャット1人で回るなら、それに超したことはないのでしょうが、
ちょっと短いキックオフなんかもあったりして、
やっぱり、ヴァンダージャットのキックオフは信用できないかなぁ、と思ったりしました。
最後、サンフランシスコ・49ers対カンザスシティ・チーフスの試合は、
「0対41」というスコアだけ書いておけば十分でしょう。
あ、チーフスのWRダンテ・ホールが、パントリターンタッチダウンをしてますね。
これは、是非映像でチェックしたいところです。
それにしても、なんでこの49ersに、第2週、セントルイス・ラムズは負けたのか・・・。
・・・これだけが、僕の心に引っかかりっぱなしです。
以上。
まあ、最後の2試合はともかく、他は、
最後の最後まで、ドキドキした試合ばかりでした。
心臓に悪い、悪い。
ざっと、全試合に触れましたが、後からスタッツとかを見て、
明日、何か補足するかもしれません。
以上、第4週日曜日13時開始の試合の感想でした。