やっぱりドキドキ



昨日の補足・・・というほどのものではないのですが、
そういえば、インディアナポリス・コルツのQBペイトン・マニングは、
先週に続いて、「ラッシングタッチダウン」をしてましたね。


で、個人スタッツを見返してみると、昨シーズンまでの3年間、
マニングは1度もランでタッチダウンを挙げてなかったんですよ。


それが、今シーズンは、もう2回。


・・・今シーズンのマニングは、何かが違う!?


さて、NFL第4週日曜日の残りの試合の感想を。


いやぁ、なんでしょう。
今週の試合は、とにかくドキドキしっぱなしです。


心臓に悪いですが、結果が概ね良い方に転んだのは、本当に嬉しい限り。


まずは、クリーブランド・ブラウンズオークランド・レイダーズの試合。


いや、レイダーズファンには申し訳ないですが、
さすがに今のレイダーズになら、ここまで未勝利のブラウンズでも楽勝できるかな、
・・・とか考えてました。


すいません。
そんなことは全くありませんでした。


それどころか、いきなり0対14とレイダーズがタッチダウン2本を決め、
そして、3対21になる展開。


・・・ブラウンズ、そんなにダメなの・・・?


かなり不安になりましたが、ここからブラウンズQBチャーリー・フライが3タッチダウン
24対21と逆転してくれて、とりあえずホッと一息。


ただフライは、残り時間約4分に、敵陣6ヤード地点まで攻め込みながら、
インターセプトを喫してしまい、「またか!」とドキドキさせられましたが・・・。


エンドゾーン手前では、大事にいくことを覚えてください。
頼みます。


まあ、とにもかくにもブラウンズ、初勝利おめでとうございました!


さて次に、デトロイト・ライオンズセントルイス・ラムズの試合。


第1クォーター終了時点では3対13でラムズリード


まあ、この調子なら問題ないかな・・・と思ったのは大間違い。
第2クォーターにタッチダウン2本で逆転され、ラムズフィールドゴール1本。
前半終了時点のスコアは、17対16。


後半は、ここからシーソーゲーム。


まず、ラムズタッチダウンで17対23。
対するライオンズは、1本フィールドゴールを決めた後、タッチダウンで逆転。
27対23。


しかし、またラムズタッチダウンをして、27対30。
ここで第3クォーター終了。


まだ続きます。


ライオンズがタッチダウンで逆転し、34対30。
追いかけるラムズは、第4クォーター半ば、相手陣に攻め入るもタッチダウンには届かず。
フィールドゴールで34対33。


たった1点差ですが、残り時間が少なくなれば、これが重くのしかかってくることもあります。


しかし、頑張りました。
残り時間2分。
タッチダウンツーポイントコンバージョンで34対41。


この後、ライオンズのQBジョン・キトナからインターセプトを奪っておきながら、
もう1度、ライオンズにオフェンス機会を与えてしまい、
それが、37ヤード地点まで攻め入ってくるあたり、
さすがに、この日の「ドキドキ展開」は最後まで安心させてくれないな、と思いましたが。


ラムズインターセプトファンブルもなく、オフェンスのスタッツも上々。
対して、ライオンズはインターセプト2つにファンブル1つで、ターンオーバー3つ。


それらを見る限りでは、ラムズがもうちょっと楽に勝っていても良さそうなものですが、
大事なところでファーストダウン更新できなかったり、反則したりと、
そういったところが積み重なっての、この「接戦」ですね。


タッチダウンなどで41点も挙げたチームに言うのもなんですが、
もうちょっと着実に前に進んでいける「決め手」が欲しいところかもしれません。


それが、ディフェンスの時間(相手のオフェンスの時間)を減らすことになり、
ひいては失点を減らすことにもつながるでしょうし。


来週以降にも期待します。


シアトル・シーホークスシカゴ・ベアーズの試合は、
「ドキドキ」の「ド」の字も無い試合でした。


それにしても、今シーズンは、サンデーナイトやマンデーナイトという全米中継試合が、
一方的な試合になってばかりですねぇ。


テレビ局としては、「もうちょっと頑張ってよー」という感じでしょうか・・・。


さて、では、NHKBS1で放映していた、
ニューイングランド・ペイトリオッツシンシナティ・ベンガルズの試合の感想を。


強いですね、ペイトリオッツ


今シーズンは「ワイドレシーバーがいなくなった」と言われて心配されてますが、
僕は、QBトム・ブレイディが4000ヤード以上も投げまくった昨シーズンよりも、
ランが安定して出ている今の方が、非常に安心して見ていられるように思います。


もともとブレイディって、そんなにパスを投げまくるタイプじゃなく、
要所要所で短いパスを確実に成功させてくるのが、持ち味でしたし。


まあ、これは、僕の好みの問題もありまして、前にもちょっと書きましたが、
クォーターバックの「パス獲得ヤード」というスタッツは、
あまり評価できるポイントじゃないと思っている、ということもあります。


そんなわけで、こういう試合を今後も続けられるのであれば、
今シーズンのペイトリオッツは、かなり良いところまでいくんじゃないか、
と思い始めていたり。


もちろん、先週、7点しか取れずに負けているように、
ランが出ずに「ブレイディ頼み」になると苦しいところでしょう。
実際、今週より先週の方が、ブレイディのパス獲得ヤードは多いですからね。


・・・これって、なんか、
ピッツバーグ・スティーラーズ(QBベン・ロスリスバーガー)なんかが、
よく言われていることのように思います。


ちょうど同じような状況にあるのかもしれませんね。


以上、第4週日曜日の試合の感想でした。