後半は全く違う展開になる試合ばかり
では、NFL第6週日曜日の試合から、現地13時開始の試合の感想を。
「GAORA」で、ニューヨーク・ジャイアンツ対アトランタ・ファルコンズを観戦しながら、
他の7試合を「Play-By-Play」観戦してました。
とりあえず・・・。
前半良くて、後半に失速する応援チームが多いと、
なんともいたたまれない気分になると言いますか・・・。
いや、試合展開としては、面白いと言えるところなのですが。
・・・とにかく、今は、どっぷり疲れてしまいました・・・。
テレビ観戦のジャイアンツ対ファルコンズも、そんな試合で。
前半は、派手なプレーの応酬で、なかなか面白かったんですけどねぇ。
でも、負けましたが、ファルコンズのディフェンス陣は、見ていて面白いですね。
復帰したDEジョン・エイブレアムも目立つ動きをしていましたし、
DEパトリック・カーニーの動きなんか、スタッツ上は何も付かなくても、
「おおっ、今、良い動きだった!」と、素人目にも分かる感じで。
今後も注目したいディフェンス陣です。
ところで、試合からは離れるのですが、今日の放送で印象に残ったのは、
実況の方と解説の方のやり取りの中で出てきた、
「自分がヘッドコーチだったら、クォーターバックは、
マイケル・ヴィックとイーライ・マニングのどちらを選ぶか」、
という質問で。
いや、質問を聞いた瞬間に、「うわぁ、なんて答えにくい・・・」と、
ちょっと笑ってしまったのですが。
ヴィックは、見ている分には楽しいですけども、
ヘッドコーチとして考えると、ちょっと頭の痛い存在でしょうねぇ。
でも、僕も、答えるとしたらヴィックの方かな。
あと、これもやり取りの中で出てきたもので、興味深かったのですが、
確かに、ファルコンズは、QBマット・シュアブを出して、
ヴィックと「ダブルクォーターバック」体制で臨んだら、かなり面白そうですねぇ。
僕は、強い時代の日本大学の試合は見たことないのですが、
弱い時代(数年前)の日本大学の試合で、
ちょっとだけダブルクォーターバックの隊形を使っているところを見たことがありまして、
「おおっ、これは面白い」と思ったものでした。
その面白さは、「アイシールド21」を読んでいる方も、
よくご存知かと思いますが。(「ドラゴンフライ」って奴ですね)
僕も、以前に書きましたように、シュアブのパス能力は、
完全にヴィックより上だと思っているので、
このままヴィックの後ろに埋もれさせてしまうのは勿体無いと思っています。
かといって、もちろん、ヴィックを使わないのも勿体無さ過ぎるので、
ファルコンズは、そこがどうにもネックだよなぁ・・・、とか思っていたのですが、
「2人とも使う」という手があったか!
まず、実現はしないと思いますが、見てみたいなぁ。
ジム・モーラヘッドコーチ、是非、ご一考を。
さて、他の試合。
まず、ヒューストン・テキサンズ対ダラス・カウボーイズの試合。
試合結果だけ見て、この試合、前半はいい勝負だった、
・・・とは、誰も信じられないでしょう・・・。
しかし、テキサンズは、「残り1ヤード」が取れない、取れない。
「サードダウン残り1ヤード」のみならず、
「セカンドダウン残り1ヤード」からファーストダウンを取れなかったことが、
一体、何回あったことやら・・・。
これさえなければ、前半は、テキサンズリードで折り返すことも可能だったでしょうね。
・・・まあ、後半の崩れっぷりを考えると、焼け石に水だったのかもしれませんが・・・。
ディフェンスも、前半は頑張っていたと思うんだけどなぁ。
力尽きました。
次に、バッファロー・ビルズ対デトロイト・ライオンズの試合。
この試合は、ライオンズが終始優勢で、それをビルズが追いかける展開だったのですが、
ちょっと驚いたのが、第1クォーター、「0対10」という段階。
ライオンズが、敵陣38ヤード地点から、パントを蹴らずに、
フィールドゴール挑戦を行ったんですね。(56ヤードのフィールドゴール)
Kジェイソン・ハンソンが調子が良かったのかもしれませんが、
これは、ちょっと無謀というか、そういう場面ではないでしょう。(もちろん失敗)
これを見て思ったのは、「あ、ビルズ、なめられてるな」、ということで。
失敗したら、相手オフェンスに良いフィールドポジションを与えてしまうわけで、
その可能性が高いのに挑戦させた、というのは、
「たとえそうなっても怖くない」と思われていたからではないでしょうか。
そのときに、「見返してやれ!」と思ったので、
折り返しのオフェンスでタッチダウンを挙げることが出来たのは嬉しかったのですが、
でも、まあ、結局負けてしまったので、なんとも言えないところですね・・・。
しかし、ビルズQBのJ・P・ロスマンは、相変わらず良いところも悪いところもありましたが、
前半終了間際に、フィールドゴール余裕の圏内まで進んでいながら、
サックを受けて15ヤードも後退してしまったのは、最悪のプレーでしたね。
(実際の映像は見ていないので、やむを得なかったのかどうかは分かりませんが)
Kライアン・リンデルが頑張って53ヤードのフィールドゴールを成功させたので、
このときは事なきを得ましたが、こういうことをやっていてはダメでしょう。
頑張ってもらいたいです。
次は、カロライナ・パンサーズ対ボルチモア・レイヴンズの試合。
まず、この試合は、開始早々にビックリさせられたのですが、
「Play-By-Play」を見たら、1プレー目(キックオフ)が、セイフティになっていて、
いきなり「0対2」とかなっていたんですよね。
一体、何が!?
・・・と、実際の映像を見るのを楽しみにしようかと思ったのですが、
その後見たら、その記述がなくなっていました。
・・・どうやら、単に記述ミスだったようですね。
ああ、ビックリした。
まあ、それはともかく。
レイヴンズ、QBカイル・ボウラー登場。
(恐らく、QBスティーヴ・マクネアが怪我をしたため)
パンサーズを応援しているので、ちょっと複雑な気分ではありましたが、
ボウラーも、ちょっと応援して見ていました。
まあまあ、悪くなかったんじゃないですかねぇ。
・・・というか、パンサーズ側としては、最後、ちょっと冷や汗をかきました。
これで、敗戦の責任がどうこう、と言われるのはかわいそうというものでしょう。
もちろん、今日の出場は単なる「代打」なのですが、
今後に向けて、良いアピールになったのではないでしょうか。
「ボウラー完全復活の日」を楽しみに待ちたいところです。
それにしても、今週も接戦が多くて、
最後の最後に、勝ち越しのフィールドゴールを決めてセインツが勝った、
フィラデルフィア・イーグルス対ニューオリンズ・セインツの試合はもちろん、
(イーグルスのQBドノヴァン・マクナブの底力を思い知り、途中はどん底に沈んでました)
残り時間30秒で応援していたベンガルズが逆転負けを喫した、
シンシナティ・ベンガルズ対タンパベイ・バッカニアーズの試合も、
なかなか楽しめてよかったです。
・・・が。
テネシー・タイタンズ対ワシントン・レッドスキンズの試合だけは、
「接戦」でしたが、どうにも楽しめない展開・結果で・・・。
レッドスキンズの自滅・・・だよなぁ、やっぱり。
ツーポイントコンバージョンで22対22に追いついたまでは良かったのですが、
(いや、もちろん、そういう展開になったところにも不満はあるのですが)
その後、ファンブルするは、インターセプトされるは・・・ではなぁ。
ああ、レッドスキンズの今後は、茨の道か・・・。
そういえば、先ほど気が付いたのですが、
今週って、NHKのBS1のマンデーナイトゲームの放送、水曜日の夜なんですね。
うーん、1日間が空くのかぁ。
楽しみな試合だから、試合結果を知らずに見たいところなんだけども・・・。
・・・どうしよう・・・。
NHK様、火曜日の夜に変更(追加)されたりしませんか・・・?
お願いします。
・・・と、本日は、こんなところで。