週間オフェンスラインMVP(第6週)
さて、今週も、「オフェンスラインスタッツ」を用いた、
「週間オフェンスラインMVP」を掲載したいと思います。
まず、第6週の「ベストオフェンスライン選手」は以下の通り。
選手名 | ラン | パス | 反則 | オフェンスライン ポイント |
|
---|---|---|---|---|---|
LT | マーカス・マクニール (サンディエゴ・チャージャーズ) |
4 | 19 | 0 | 23 |
LG | アラン・ファニーカ (ピッツバーグ・スティーラーズ) |
32 | 5.5 | 0 | 37.5 |
C | ジェフ・ハーティングズ (ピッツバーグ・スティーラーズ) |
28 | 5.5 | 0 | 33.5 |
C | ニック・ハードウィック (サンディエゴ・チャージャーズ) |
24 | 9.5 | 0 | 33.5 |
RG | クリス・ケモウトゥ (ピッツバーグ・スティーラーズ) |
34 | 5.5 | 0 | 39.5 |
RT | ジョン・スティンチコム (ニューオリンズ・セインツ) |
20 | 16 | 0 | 36 |
今週は、「スティーラーズデー」。
・・・と、「チャージャーズデー」もちょっと。
センター選手は、同点でその2チームから選出されています。
こうして並べてみると、「ラン重視」のスティーラーズと、
「パスが調子良い」チャージャーズ、というのが見えて、面白いですねぇ。
今週の「週間オフェンスラインMVP」は、スティーラーズ選手の中から、
右ガードのケモウトゥです。
実は、スティーラーズの右ガードのスターター選手は、
Gケンドール・シモンズなのですが、今週は怪我でお休みしておりました。
で、代わりに出場したのがケモウトゥなのですが、
実は、「初のスターター出場」というだけでなく、試合に出場すること自体が「初」。
そして、そんな記念すべき試合で、見事に活躍できた、ということになります。
素晴らしいですねぇ。
この試合、ガード選手として、主にランブロックで頑張った、と言えるのでしょうが、
もう1つ、そのRBウィリー・パーカーの「ピンチ」を守っておりました。
それは、第3クォーター、パーカーがファンブルしたボールを、
ケモウトゥがしっかりと押さえた、というものです。
しっかりと目立ってアピールも出来た、って感じですかね?
経歴としては、2005年、スティーラーズにドラフト6巡指名されてNFL入り、
・・・という以外に、特に何もありません。
ああ、そうそう。
「ケモウトゥ」といえば、カロライナ・パンサーズのDTマーキ・ケモウトゥを、
思い浮かべる方もいらっしゃるのではないかと思いますが、
クリス・ケモウトゥはマーキ・ケモウトゥの弟になります。
シモンズの怪我も良くなってきているようなので、
ケモウトゥが出場するのは「1試合限り」ということになるかもしれませんが、
「ランのスティーラーズ」の将来を担っていく、非常に楽しみな存在です。
次回の登場時にも、活躍を期待したいですね。
さて、第6週時点での「オフェンスラインベスト10」は、以下の通り。
順位 | 選手名 | ラン | パス | 反則 | オフェンスライン ポイント |
---|---|---|---|---|---|
1位 | RT ジョン・スティンチコム (ニューオリンズ・セインツ) |
40 | 53 | 0 | 93 |
2位 | RG マイク・ゴフ (サンディエゴ・チャージャーズ) |
68 | 18.5 | 0 | 86.5 |
3位 | C ニック・ハードウィック (サンディエゴ・チャージャーズ) |
58 | 18.5 | 0 | 76.5 |
4位 | RG ボビー・ウィリアムズ (シンシナティ・ベンガルズ) |
82 | -4 | -7 | 71 |
5位 | LG ヴィンス・マヌワイ (ジャクソンビル・ジャガーズ) |
62 | 5.5 | -7 | 60.5 |
6位 | C ケイシー・ウィーグマン (カンザスシティ・チーフス) |
52 | 5.5 | 0 | 57.5 |
7位 | LT ルーク・ペティグー (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
46 | 23 | -14 | 55 |
8位 | RT シェイン・オリヴィア (サンディエゴ・チャージャーズ) |
38 | 37 | -21 | 54 |
9位 | LG デリック・ドッカリー (ワシントン・レッドスキンズ) |
60 | 7 | -14 | 53 |
9位 | RG ランディ・トーマス (ワシントン・レッドスキンズ) |
46 | 7 | 0 | 53 |
今週の「ベストオフェンスライン選手」に入っている、
唯一のスティーラーズ・チャージャーズ以外の選手、スティンチコムが、
先週9位から1位に躍り出ました。
スティンチコムは、第4週の「週間オフェンスラインMVP」であり、
また、「ベストオフェンスライン選手」に選出されるのは、今シーズン早くも3回目。
リーグを代表する右タックル選手になりつつあるのかもしれませんね。
それにしても、「パスプロテクションポイント」が「53」って、凄いなぁ。
好調セインツを支えているのがパスオフェンスであり、
それを支えているのがスティンチコム、ということになるでしょう。
そして、パスオフェンスとしてはセインツに次ぐと言ってもよい好調さをキープし、
またランオフェンスも良いという、そんなチャージャーズからは、
2位・3位・8位という上位で3人がランクイン。
先週5位のゴフが2位に、
「ベストオフェンスライン選手」の1人であるハードウィックは先週18位から3位に、
そして、先週30位から一気にアッブしたのが8位のオリヴィア、ということになります。
先週1位のペティグーは7位。
また、今週は負けましたが、レッドスキンズの両ガード選手が9位に並んでいます。
以上、第6週の「オフェンスラインスタッツ」でした。