週間オフェンスラインMVP(第11週)
もう第12週の試合が行われてますが、今週も、「オフェンスラインスタッツ」を用いた、
「週間オフェンスラインMVP」を掲載したいと思います。
まず、第11週の「ベストオフェンスライン選手」は以下の通り。
選手名 | ラン | パス | 反則 | オフェンスライン ポイント |
|
---|---|---|---|---|---|
LT | アンソニー・デイヴィス (タンパベイ・バッカニアーズ) |
26 | 6 | 0 | 32 |
LT | エフレイム・サラーム (ヒューストン・テキサンズ) |
18 | 14 | 0 | 32 |
LG | ヴィンス・マヌワイ (ジャクソンビル・ジャガーズ) |
46 | 3 | 0 | 49 |
C | ジョフ・ハンガートナー (カロライナ・パンサーズ) |
52 | -4.5 | 0 | 47.5 |
RG | クリス・ネイオリー (ジャクソンビル・ジャガーズ) |
50 | 3 | 0 | 53 |
RT | ジョン・スティンチコム (ニューオリンズ・セインツ) |
22 | 17 | 0 | 39 |
今週は、それなりにバラけましたかね。
一応、センター選手の2番手がジャガーズのCブラッド・ミースターだったので、
全体的に言えば、「ジャガーズデー」と言えるかもしれません。
まあ、そのことを踏まえて値を見ていただくと、
ジャガーズは、真ん中のランが、面白いように出ていたんだなぁ、
ということがよく分かりますね。
今週の「週間オフェンスラインMVP」は、
そのパッカーズの右ガード選手、ネイオリーです。
ネイオリーは、第5週に、
左ガードのマヌワイとともに「週間オフェンスラインMVP」となっていましたから、
これが2度目ということになりますね。(というわけで、経歴は省略します)
そのときも、「真ん中の3人」が、
揃って「ベストオフェンスライン選手」となっていましたから、
ジャガーズのランオフェンスは、相当安定していると見て良いのかもしれません。
ただし、そのときに、「ジャガーズの成績はここ3年右肩上がり」と書きましたが、
今シーズンは、既に4敗を喫し、昨シーズンの負け数に並んでしまいました。
AFCプレーオフのワイルドカード争いは、相当激しくなることが予想され、
勝ち越しただけでは、安心できないという状況。
ジャガーズがプレーオフに進出できるかどうかは、このオフェンスラインの安定感を、
毎試合、常に発揮できるかどうかにかかってくるかもしれませんね。
さて、第11週時点での「オフェンスラインベスト10」は、以下の通り。
順位 | 選手名 | ラン | パス | 反則 | オフェンスライン ポイント |
---|---|---|---|---|---|
1位 | RT ジョン・スティンチコム (ニューオリンズ・セインツ) |
48 | 94 | -14 | 128 |
2位 | LG ヴィンス・マヌワイ (ジャクソンビル・ジャガーズ) |
138 | 0 | -14 | 124 |
3位 | C トム・ネイレン (デンバー・ブロンコス) |
146 | -10.5 | -14 | 121.5 |
4位 | RG マイク・ゴフ (サンディエゴ・チャージャーズ) |
94 | 26.5 | 0 | 120.5 |
5位 | LT タリック・グレン (インディアナポリス・コルツ) |
88 | 73 | -42 | 119 |
6位 | LG クリス・ディールマン (サンディエゴ・チャージャーズ) |
106 | 26.5 | -21 | 111.5 |
7位 | LG ディラン・ギャンディ (インディアナポリス・コルツ) |
74 | 36.5 | 0 | 110.5 |
8位 | C ケイシー・ウィーグマン (カンザスシティ・チーフス) |
112 | -4 | 0 | 108 |
9位 | RG クーパー・カーライル (デンバー・ブロンコス) |
122 | -10.5 | -7 | 104.5 |
10位 | LT マーカス・マクニール (サンディエゴ・チャージャーズ) |
62 | 53 | -14 | 101 |
今週の「ベストオフェンスライン選手」にも選ばれているスティンチコムが、
先週8位からアップして1位となりました。
スティンチコムは、第6週・第7週でも1位になっていましたので、返り咲きです。
とにかく、このセインツというチームは、パスオフェンスが鬼です。
対して、先週14位から2位に上がったマヌワイのジャガーズは、
先ほども触れましたとおり、ランオフェンスの安定感がウリ。
値を見ると、ホント、極端だなぁ。
更に、先週7位から3位に上がったネイレンのブロンコスも、ラン中心。
・・・ていうか、「パスプロテクションポイント」がマイナスですか・・・。
いやぁ、さすが、ここまでくると、各チームの特色がよく表れてますねぇ。
こうやって見てみると、コルツって、QBペイトン・マニングが話題の中心になりがちだけど、
ランとパスのバランスが、高いレベルで非常によく取れたチームなんだなぁ、
・・・と、改めて思いました。
その次は、チャージャーズがバランス良いかな。
以上、第11週の「オフェンスラインスタッツ」でした。