パンターランキング(第14週時点)



では、続いて「パンターパワーヤード」。


 1位(→) 6.1 マット・マクブライアーダラス・カウボーイズ
 2位(→) 4.5 ダスティン・コルキットカンザスシティ・チーフス
 3位(↑) 4.2 サム・クックボルチモア・レイヴンズ
 3位(↑) 4.2 シェイン・レクラーオークランド・レイダーズ
 5位(↓) 4.1 デイヴ・ザストゥディルクリーブランド・ブラウンズ
 5位(↓) 4.1 ブライアン・ムーアマンバッファロー・ビルズ
 7位(↑) 4.0 マイク・シフレスサンディエゴ・チャージャーズ
 8位(↑) 3.4 アンディ・リーサンフランシスコ・49ers
 9位(↑) 3.1 ベン・グレアムニューヨーク・ジェッツ
 10位(↑) 3.0 カイル・ラーソンシンシナティ・ベンガルズ


この中で目立つのは、先週7位から3位に上がったクックで、
今週は、パント4本中全てを敵陣23ヤード以内に落とすという活躍でした。
(うち2本は、敵陣2ヤード地点と敵陣6ヤード地点)


ところで、今、初めて気が付いたのですが、
パンターの公式記録って、「反則罰退ヤード込み」なんですねぇ。


この日のクックは、公式記録上「最長51ヤード」となっていますが、
第3クォーターに、56ヤードのパントを蹴っていたりします。


ただ、このとき、レイヴンズのカバーチーム選手が、
相手リターナーのキャッチの邪魔をしてしまい、反則で15ヤードの罰退。
パントの記録も、その分短くなってしまっていました。


「リターン込み距離」ならともかく、パント距離そのものが減らされてしまうのって、
パンターとしては、納得がいかないでしょうねぇ。


もちろん、この「パンターパワーヤード」では、減らしておりませんよ。


さて、第5週から先週まで、ずっと「ベスト10」に入っていたのに、
今週いなくなってしまったパンターが1人います。


しかも、落ち方が酷い酷い。
先週3位(値は「4.3」)なのに、今週は15位(値は「2.7」)。


それは、インディアナポリス・コルツPハンター・スミスです。


こんなに落ちてしまった1番の要因は、第1クォーター終盤に、
パントをブロックされてしまったためなのですが、
実は、その1本のみならず、この日のスミスのパントは全然飛んでいませんでした。


「Play-By-Play」観戦をしていて、本当に強く感じたのですが、
コルツのオフェンスは、いつも自陣奥深くから始まるのに、
対戦相手ジャクソンビル・ジャガーズのオフェンスは、
ほとんど敵陣に入ったところから始まっているような、そんな感じで。


この日のコルツは、44失点も喫していたのですが、
単にディフェンスの問題だけでなく、スミスの不調という問題も重なってのもの、
・・・ということが言えそうですね。


これまで調子が良かっただけに心配ですが、
たまたまこの日調子が悪かっただけ、ということであるのを願いたいところです。


それから、これはランキングとは全く関係ないのですが、
今週、シンシナティ・ベンガルズPカイル・ラーソンのパント回数は「0回」でした。


いや、パントが1回も無いって、凄いことじゃないんですかねぇ?


特にニュースを見ても、「記録」というような言葉が出てきていないのを見ると、
あんまり珍しくはないのかなぁ。


少なくとも、今シーズンの中では、初めての出来事になります。


ちなみに、この日のベンガルズのオフェンスの終わり方は、
インターセプトタッチダウンタッチダウンファンブルインターセプト
ハーフタイム、タッチダウンタッチダウンインターセプト、試合終了。


うわっ、フィールドゴールの成功も失敗も無いのか。
ある意味、凄いことをやってるなぁ。


・・・と、本日は、こんなところで。