パンターランキング(第17週時点)



では、続いて「パンターパワーヤード」。


 1位(→) 6.4 マット・マクブライアーダラス・カウボーイズ
 2位(→) 4.5 ダスティン・コルキットカンザスシティ・チーフス
 3位(→) 4.2 ブライアン・ムーアマンバッファロー・ビルズ
 4位(→) 4.1 デイヴ・ザストゥディルクリーブランド・ブラウンズ
 5位(↑) 4.0 サム・クックボルチモア・レイヴンズ
 6位(↓) 3.7 シェイン・レクラーオークランド・レイダーズ
 7位(↑) 3.6 アンディ・リーサンフランシスコ・49ers
 7位(→) 3.6 カイル・ラーソンシンシナティ・ベンガルズ
 9位(↑) 3.4 ニック・ハリスデトロイト・ライオンズ
 10位(↑) 3.3 ベン・グレアムニューヨーク・ジェッツ
 10位(↑) 3.3 ハンター・スミスインディアナポリス・コルツ


まあ、ここまで来ると、そんなに動きもありません。


マクブライアーが、今シーズンの「ベストパンター」となりました。


こちらは、公式スタッツ上での平均飛距離によるランキングでも1位になっており、
しかもプロボウルにも選出されていますし、
僕がそう思っているだけ・・・ということはないかな、と。


平均飛距離48.2ヤードは、確かに、とんでもない値ですしね。
(昨シーズンの平均飛距離1位は45.7ヤードだった・・・ということを鑑みても)


マクブライアーの値は、見ての通りとんでもないものですが、
全体的に、当初の想定より高い値だったのは、
今シーズンは素晴らしいパンターが多かった、ということになるのかもしれません。


2位のコルキットだって、マクブライアーさえいなければ、
「飛びぬけて素晴らしい値」と言われそうな感じですしねぇ。


ちなみに、昨シーズンの1位は「4.0」でした。


それを踏まえて「目安」は、「4.0以上」は「素晴らしい」、としていたのですが、
5人もいると、ちょっとありがたみが無いので、
来シーズンもこの傾向が続くなら、考え直した方がいいのかもなぁ。


というか、そもそも「6.4」を説明する言葉が無いし・・・。


あと、「3.0〜3.9」は「なかなか良い」ですが、
昨シーズンの10位は「2.9」だったので、やっぱりこれもインフレ気味か?


なお、昨シーズンと今シーズンの「ベスト10」に両方入っているのは、
ムーアマンレクラーハリススミスの4人。
キッカーと違って、「良いパンターは毎年良い」ということが、概ね言えそうですね。


特に、ムーアマンは、昨シーズン1位で今シーズン3位。
ずば抜けた安定感を誇っています。


ムーアマンは、一般的なパンターの平均飛距離によるランキングでは、
今シーズン16位にしか過ぎないのですが、
20ヤード以内に落とした回数が、他の上位選手と比べてダントツに多いのが、
公式スタッツでも見て取れます。


「3位」という評価は、それらが反映された結果と考えて良いでしょう。


では、こちらも、「規定回数」の「40回」に達している全選手を。


 12位 3.1 ブラッド・メイナードシカゴ・ベアーズ
 13位 2.8 ジェイソン・ベイカーカロライナ・パンサーズ
 13位 2.8 ジョシュ・ミラーニューイングランド・ペイトリオッツ
 15位 2.7 デリック・フロストワシントン・レッドスキンズ
 16位 2.6 ジョン・ライアングリーンベイ・パッカーズ
 16位 2.6 ライアン・プラックマイアーシアトル・シーホークス
 18位 2.5 スコット・プレイヤーアリゾナ・カーディナルズ
 19位 2.4 ジョシュ・ビドウェルタンパベイ・バッカニアーズ
 19位 2.4 マイク・シフレスサンディエゴ・チャージャーズ
 21位 2.3 スティーヴ・ウェザーフォードニューオリンズ・セインツ
 22位 2.2 クレイグ・ヘントリックテネシー・タイタンズ
 22位 2.2 ドニー・ジョーンズマイアミ・ドルフィンズ
 22位 2.2 マット・タークセントルイス・ラムズ
 25位 2.1 クリス・クラウミネソタ・ヴァイキングス
 26位 2.0 ダーク・ジョンソンフィラデルフィア・イーグルス
 27位 1.7 ポール・アーンスターデンバー・ブロンコス
 28位 1.0 ジェフ・フィーグルズニューヨーク・ジャイアンツ
 29位 0.5 チャド・スタンリーヒューストン・テキサンズ
 30位 0.0 マイケル・ケイネンアトランタ・ファルコンズ
 31位 -0.1 クリス・ハンソンジャクソンビル・ジャガーズ
 32位 -0.4 クリス・ガードッキピッツバーグ・スティーラーズ


第13週時点と比べて、順位が最も大きく上がっているのは、18位のプレイヤー
28位からの大幅アップで、値も当時は「1.2」でした。


カーディナルズは、ここ4週間で2勝2敗、負けた2戦も善戦していましたが、
それには、パンターの助けもあったと言えるのかも・・・?


逆に大きく下がっているのは、当時8位から19位タイとなったシフレス
値も「3.9」から「2.4」ですから、相当下がっています。


こちらは、好調チャージャーズですから、あまり目立っていませんが、
ここ2週間、接戦が続いたのは、クォーターバックの不調のせいだけではないのかも?
(ただし、値が大幅に下がったのは、その前の試合でのことなのですが)


プレーオフ進出チームでは、ジャイアンツ・ブロンコスイーグルスが、
ちょっと下位すぎるかな、と思えるところです。


あれ?
そういえばイーグルスは、キッカーのところでも「下位すぎる」って書いてましたねぇ。


相当、スペシャルチームの助けを借りずに勝ち進んできたんだなぁ・・・。


・・・と、本日は、こんなところで。