チーム状況がはっきりしてきたかも



なんか、アメリカンフットボールワールドカップに向けて、
日本代表最終候補の発表があった、
・・・という記事を見かけたので、「ああ、誰が残ってるのかな」と思い、
日本代表オフィシャルページや大会サイトを覗いてみたのですが・・・。


・・・うーん、まあ、明日か明後日あたりには載るのでしょうが、
このご時世、オフィシャルページには、真っ先に情報を載せるべきだと思うんだけどなぁ。


そうじゃなきゃ、誰もページを見に来ませんって。


ページの体裁を整えるのに時間がかかるなら、
新聞社に出したプレスリリースをそのまま載せておく、という手もあるんだから。
(というか、「プレスリリース」のページ自体はあるのに・・・)


・・・と、応援しているからこそ、ちょっと苦言。


まあ、それはそれとして、本日はNFLヨーロッパの話題。
第4週の試合の感想です。


まずは、「GAORA」で放映していた、
フランクフルト・ギャラクシーアムステルダム・アドミラルズの試合について。


気になっていた、ギャラクシーWRアーロン・ホサックの状況が、
画面に大映しで一発回答されてましたね。


やっぱり、怪我だったのか。


先々週の試合で怪我をして、先週の試合は様子を見ながら少しだけプレー、
そして今週は欠場・・・ということになるんでしょう。


今シーズンはホサックに注目しよう、と決めていたので、かなり残念。
早く復帰してくれることを願いたいです。


試合としては、アドミラルズのオフェンスが、
ようやく「アドミラルズらしい」オフェンスになってきたようで。


第1クォーター当初は、ショットガンフォーメーションから、
相手にパスと読まれても構わずパスプレーを連発していましたが、
最終的には、それが良いフェイクとなって、ランが出てましたね。


RBジョナサン・スミスのランが、よく出ていたわけですが、
スミスが良かったというよりは、ギャラクシーのディフェンスに穴が開きまくった、
・・・という感じだったように思います。


作戦勝ちでしょう。


後半に1点も取れなかったことは、ちょっと気になるところですが、
まあ、この調子なら、来週以降も勝っていけるのではないでしょうか。


ギャラクシーも、主力選手がどんどん怪我でいなくなっている割には、
良い試合をしたかな、という感じで。


後半の追い上げ、特に、QBのJ・T・オサリヴァンの活躍が、
非常に目立っていましたね。


他のチームの試合を見ていると、(主に文字情報だけですが)
あまりにも、ちぐはぐで、ミスの多いチームばかりなので、
やっぱり、ワールドボウル出場候補の筆頭は、
この2チームなんじゃないかなぁ、と思うところです。


個人的にも、なんとなく、それを望みたい気持ちになってきたので、
来週以降、それを期待して見ていきたいと思います。


ああ、そうそう。


試合中の解説で、中国人キッカーがキックしたかのようなことを言われていましたが、
アドミラルズのキックは、全てKジャレット・ジョンソンが担当しております。


現在、アドミラルズに2人、サンダーに2人の中国人キッカーが所属していますが、
(いつの間にか1人増えてるし・・・)
まだ1人もキック(キックオフも含めて)していません。


・・・いや、動向が気になっている選手たちだったので、一応チェックしていたり。


トライフォーポイントのキックくらいだったら、挑戦させてみればいいのになぁ。
ジョンソンにしていたって、今週の試合で2回失敗していたりするんだし。


それとも、「チャイナボウル」が2年延期されたことを受けて、
「選手育成」も2年後を見据えたものに切り替えたのか・・・?
(まあ確かに、今年試合に出場させる意味は全く無い、と言えば、その通りだけれども)


次に、ベルリン・サンダーケルン・センチュリオンズの試合について。


先ほどのギャラクシー対アドミラルズの試合も、接戦の試合となっていましたが、
こちらも接戦の面白い試合となりました。


展開も当初は似たような感じで、まず、センチュリオンズが3タッチダウンを挙げ、
第2クォーター早々に、「0対21」という状況に。


しかし、直後のキックオフで、サンダーRBクリス・バークレイが、
99ヤードのキックオフリターンタッチダウンをして反撃開始。


直後のセンチュリオンズのオフェンスをインターセプトであっという間に終わらせ、
折り返しのサンダーオフェンスはタッチダウンで完結。


これで、「14対21」。


しかし、センチュリオンズもすぐに1タッチダウンして、
「14対28」で前半終了ということになりました。


後半は、まず、第3クォーター最初のシリーズでサンダーフィールドゴールを挙げ、
「17対28」と11点差に。


そこから、やや膠着気味になったかな、と思われた第4クォーター、
ファンブルによるターンオーバーから、サンダータッチダウンを決めて「24対28」。


このあたりから、「ファンブル合戦」の様相を呈してきまして、
サンダー側が自陣でファンブルによるターンオーバーを喫して、まずい状況になった、
・・・と思ったら、すぐにセンチュリオンズ側にもファンブルターンオーバーが発生。


そして、試合残り時間4分弱から始まった、
恐らく「最後のチャンス」だったオフェンスシリーズを、
サンダーが見事に完結させ、ついに、「31対28」と逆転に成功したのでした。


しかし、まだ1分以上時間は残っています。


センチュリオンズが、自陣21ヤード地点から、最後のオフェンスをスタート


途中、「フォースダウン残り10ヤード」という危機を乗り越えたりしながら、
残り時間15秒で敵陣40ヤード地点。


まだまだ遠いところでしたが、次のプレーで見事に20ヤードのパスを通し、
残り時間8秒で、敵陣20ヤード地点まで来ました。


ここでフィールドゴールに挑戦。
現在3点差ですから、同点とすることを狙ったわけですね。


センチュリオンズのキッカーは・・・、そう、Kニック・ノヴァクです。


38ヤードのフィールドゴール
まあ、これくらいなら、成功してもらわなくては困ります。


・・・なのに・・・。


というわけで。
ノヴァク、ダメじゃん!」ということを書くためだけに、
長々と、試合展開を追ってみました。


いや、ホント、ダメじゃん!


なんか、オフェンスもディフェンスも頑張って、面白い試合になったのに、
最後の最後でノヴァクがぶち壊してしまった・・・、と思うと、
いたたまれない気分になってきます。


ごめんなさい。(と、なぜか僕が謝ってしまう、そんな気分)


・・・頑張ってくれよー・・・。


最後に、ライン・ファイヤーハンブルグ・シーデビルズの試合について。


・・・は、「9対34」というスコアだけ書いておきます。


もう既に、ファイヤーの最下位は、決まったようなものかもしれないなぁ。


ちなみに、ファイヤーは、ここまでで1勝を挙げているわけですが、
「こんなチームに負けたのは、一体、どこのチームだったっけ?」と、
度忘れしたので調べなおしてみたら、アドミラルズでした。


ああ、そうか、「GAORA」で見た、第2週の試合かぁ。
あれは酷い試合でした。


第2週の試合の感想でも書いていたように、ファイヤーはミスばかりだったのに、
なぜかアドミラルズが自滅気味に負けてしまった試合だったので、
ファイヤーのディフェンスが良かったということもあるんですけどね)
そういう「1勝」なら、納得がいきます。


現在の、各チームの力関係を、僕の主観で表しますと、


 ギャラクシー = アドミラルズ >
   センチュリオンズ = サンダーシーデビルズ >>> ファイヤー


・・・こんな感じかなぁ。


もちろん、今後、何が起こるかは分かりませんけどね。


今は、勝敗表上、「混戦模様」ということになっていますが、
このままだと、徐々に差が開いていくのではないでしょうか。


今後の日程を見ると、最終局面まで「ワールドボウル出場争い」をもつれさせるには、
センチュリオンズの頑張りが必要なように思えます。


来週は、2週連続でのサンダーとの対戦。


今度は頑張れよー、・・・ノヴァク


以上、NFLヨーロッパ第4週の試合の感想でした。