第9週の希望



ここのところ、「アメリカンフットボールワールドカップ」関連ばかりでしたので、
すっかり、滞っております。


まずい。
プレシーズンゲーム開幕までに、本当に終わるのか・・・?


久々の「NFL勝敗表(希望)」の補足。
本日は、第9週です。


まずは、対戦カードと「希望」を。

                 
アウェイ ホーム 希望 同地区 備考
ARI TB ARI    
CAR TEN CAR    
CIN BUF BUF    
DEN DET DEN    
GB KC GB    
JAC NO NO    
SD MIN SD    
SF ATL ATL    
WAS NYJ NYJ    
SEA CLE CLE    
HOU OAK OAK    
NE IND IND    
DAL PHI DAL サンデーナイト
BAL PIT PIT マンデーナイト



この週のお休みは、シカゴ・ベアーズマイアミ・ドルフィンズ
ニューヨーク・ジャイアンツセントルイス・ラムズです。


ドルフィンズジャイアンツは、ロンドンの試合の翌週。
さすがに、両チームともバイウィークとなってますね。


そして、この週は、全17週のレギュラーシーズンにおける「折り返し週」。


後半戦に向け、注目試合を、分かりやすく固めてきました。


まず、同地区対決は、たったの2試合だけ。
しかし、それが両方ともナイトゲーム、という。


ダラス・カウボーイズフィラデルフィア・イーグルスの試合は、
第4週以来、久々のナイトゲームでの「NFC EAST」同地区対決ですね。


・・・って、そんなことが何回も何回もあるのは、この地区くらいのものか。


僕は、基本的には「NFC EAST」には、あまり注目していないんですけども、
ここまであからさまにプッシュされると、やっぱりちょっと気になってしまいますねぇ。


対する(?)ボルチモア・レイヴンズピッツバーグ・スティーラーズの試合も、
第1週以来の、ナイトゲームでの「AFC NORTH」同地区対決。


AFCでは、この週までにナイトゲームで同地区対決があったのは、
他には第7週の「AFC SOUTH」同地区対決だけですから、
それを考えると、「AFC NORTH」も注目(されている)地区と言えます。


まあ、地図を見れば、「ああ、なるほど、あのあたりのチームね」と思うところですが。
なんとなく、NFLのテレビ戦略の一端が垣間見えるような気がします。


さて、この週の注目試合は、あと1試合。


ニューイングランド・ペイトリオッツインディアナポリス・コルツの試合です。


昨シーズンのAFCカンファレンスチャンピオンシップの再戦。
そして、以前にも書きましたとおり、3年連続、第9週での対決となります。


これは、明らかに偶然ではないですよね。


レギュラーシーズンを4つの「クォーター」に分けると、
最も盛り上がるのが「第4クォーター」で、
逆に、最も注目が薄いのが、恐らく、「第2クォーター」でしょう。


この第9週は、そんな「第2クォーター」から、
注目される後半戦へと入っていく転換点。


そうなると、「いよいよ後半戦」ということで注目を集められるよう、
当然、リーグは、この週には何か目玉の「良い対戦カード」を持ってきたいところ。


また、レギュラーシーズン前半は、前のシーズンの成績上位チームが注目されるのに対し、
後半は、いよいよ、このシーズンに好成績を挙げているチームが注目されてきます。


すると、時期的に、前年好成績、かつ、今年も好成績という、
そんなチーム同士の対戦カードにもしておきたいところでもあり。


とはいえ、NFLでは、サラリーキャップ制度のおかげで、
チームの強さに均衡が保たれていますから、これは容易なことではありません。


そんな中、この2チームは、過去2年の「第9週」、
「期待どおり」に、注目されながら対戦することに成功しています。


リーグにとって、こんなありがたい対戦カードはないですよねぇ。


・・・というわけで、今シーズンも第9週。(以上、全て想像)


まあ、そうは言っても、この両チームだって、
いつまでもいつまでも、強いわけではありません。


今シーズンの対戦が、「注目を集めない対戦」となってしまう可能性だって、
もちろん、あり得るわけです。


リーグのスケジュール担当者になった気分で、ドキドキしながら、
前半戦を過ごしていきたいところですね。


以上、第9週の「希望」の補足でした。