第11週の希望
世の小中高生は、夏休みが始まったばかりという時期ですが、
僕は、宿題の追い込みに取り掛かっている気分だったり・・・。
「NFL勝敗表(希望)」の補足。
本日は、第11週です。
まずは、対戦カードと「希望」を。
アウェイ | ホーム | 希望 | 同地区 | 備考 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ARI | CIN | ARI | ||||||
CAR | GB | CAR | ||||||
CLE | BAL | CLE | ○ | |||||
KC | IND | IND | ||||||
MIA | PHI | MIA | ||||||
NE | BUF | BUF | ○ | |||||
NO | HOU | NO | ||||||
OAK | MIN | OAK | ||||||
PIT | NYJ | PIT | ||||||
SD | JAC | SD | ||||||
TB | ATL | ATL | ○ | |||||
WAS | DAL | DAL | ○ | |||||
NYG | DET | DET | ||||||
STL | SF | STL | ○ | |||||
CHI | SEA | CHI | (仮)サンデーナイト | |||||
TEN | DEN | DEN | マンデーナイト |
第3週以来久々に、全16試合が行われます。
そして、サンデーナイトゲームは「(仮)」と付けてますが、
これは、昨シーズンから始まった「フレキシブルスケジューリング」の仕組みにより、
対象試合が変更となる可能性あり、ということになります。
つまりは、ここまでの成績が悪かったりして、
「この対戦カードでは、視聴率が取れん!」とテレビ局が判断したら、
日曜日に行われる予定の他の試合と、入れ替えることが可能なわけですね。
(確か、各10日前に発表されるはず)
この仕組み、以前にも書きましたとおり、昨シーズンは、
どの試合がサンデーナイトゲームになるのか、最初の段階では分からなかったのですが、
今シーズンは、一応、「仮」の試合が設定されています。
変更の可能性があるんだから、どっちでも関係ないじゃん・・・とも思えるところですが、
結構、「仮」でも設定されていると、
そっちに引っ張られる可能性も高かったりするんじゃないかと思っています。
第11週から第17週まで、7試合の「仮」が設定されていますが、
そのうち何試合が変更になるのか、ということに注目するのも面白そうですね。
この週の「(仮)サンデーナイトゲーム」は、
シカゴ・ベアーズ対シアトル・シーホークス。
昨シーズンの地区優勝チーム同士の対戦ですから、
当然、今シーズンの対戦は期待されるはずなのですが。
穿った見方をすると。
「当確」のナイトゲームではなく、「仮」に設定されているということは、
「どっちかのチームが、今シーズンはコケる可能性がありそう」、
・・・という風に、リーグが見ている証とも言えそうです。
ちなみに、「昨シーズンの地区優勝チーム同士」という対戦カードは、
1シーズンに16試合組まれることになっています。(各チーム4試合ずつ)
その16試合、今シーズンの予定を、列挙してみますと。
- コルツ対セインツ(第1週・開幕戦)
- ベアーズ対チャージャーズ(第1週・夕方)
- ペイトリオッツ対チャージャーズ(第2週・サンデーナイトゲーム)
- セインツ対シーホークス(第6週・サンデーナイトゲーム)
- ベアーズ対イーグルス(第7週・夕方)
- ペイトリオッツ対コルツ(第9週・夕方)
- コルツ対チャージャーズ(第10週・サンデーナイトゲーム)
- ベアーズ対シーホークス(第11週・(仮)サンデーナイトゲーム)
- レイヴンズ対チャージャーズ(第12週・夕方)
- イーグルス対ペイトリオッツ(第12週・(仮)サンデーナイトゲーム)
- シーホークス対イーグルス(第13週・昼)
- ペイトリオッツ対レイヴンズ(第13週・マンデーナイトゲーム)
- コルツ対レイヴンズ(第14週・(仮)サンデーナイトゲーム)
- イーグルス対セインツ(第16週・昼)
- レイヴンズ対シーホークス(第16週・夕方)
- セインツ対ベアーズ(第17週・昼)
ちなみに、「夕方」というのは、日曜夕方に行われる試合のことですが、
この時間帯は、(全試合ではないですが)全米放送も行われたりして、
一般的には、昼よりも注目される試合が設定されます。
(なお、シーズン終盤には、昼の試合と夕方の試合が入れ替わることも、よくあります)
ざっと見てみると、意外とシーズン前半より後半に組まれている感じですが、
前半は、「注目される試合」として組まれているのに対し、
後半では、「普通の試合」に位置付けられがちなようで。
以下、僕の独断と偏見ですが。
注目度の高いのは、「開幕戦 > マンデーナイトゲーム > サンデーナイトゲーム」で、
それらの試合が、2試合ずつ組まれている、コルツ・ペイトリオッツ・チャージャーズは、
まず、文句無く、スケジュール担当者から「期待」されているチームと言えるでしょうね。
逆に、注目度が低い順番は、「昼 < 夕方 < (仮)サンデーナイトゲーム」。
ちょっと試しに、低い順に、
1ポイント(昼)・2ポイント(夕方)・・・6ポイント(開幕戦)として、
各チームの「注目度」を合計してみましたところ。
- 1位 インディアナポリス・コルツ ・・・ 16ポイント
- 2位 ニューイングランド・ペイトリオッツ ・・・ 14ポイント
- 3位 サンディエゴ・チャージャーズ ・・・ 12ポイント
- 3位 ボルチモア・レイヴンズ ・・・ 12ポイント
- 3位 ニューオリンズ・セインツ ・・・ 12ポイント
- 6位 シアトル・シーホークス ・・・ 10ポイント
- 7位 シカゴ・ベアーズ ・・・ 8ポイント
- 8位 フィラデルフィア・イーグルス ・・・ 7ポイント
・・・と、こんな感じに。
ていうか、AFCとNFCの差が、かなりはっきりと表れてますね。
もちろん、「事前の注目度」=「実際の成績」とは限りません。
果たして、どうなることでしょうか。
さて、話を第11週に戻しまして。
「同地区対決」は5試合。
その中に、「AFC NORTH」と「NFC EAST」が、
やっぱり、当然のように入っているのは、さすがというか、なんというか。
そういえば、この「注目」2地区の昨シーズン優勝チーム(レイヴンズとイーグルス)は、
先ほどの表では、「AFC最下位」と「NFC最下位」でした。
つまりは、それぞれが地区内で「絶対」の存在とは思われていないわけで、
それだけ混戦(=面白い地区)だという証でもあるのでしょうねぇ。
以上、第11週の「希望」の補足でした。