今年も感動した、殿堂入り式典



殿堂入り式典を、今年もリアルタイムで見ました。


昨年は、現地昼間(日本時間深夜)の開催だったのですが、
今年は、開始が現地時間午後6時。
なんでも、夜開催は史上初ということになるようです。


確かに、日差しが強い中、4時間も屋根の無いところに座っているお客さんは、
結構辛いんじゃないかなぁ・・・と、昨年見て感じていたので、
夜の開催というのは、良い考えなのかもしれません。


来年以降も継続されそうかな。


というわけで、僕も、日本時間午前7時前に起床して、最初から見ましたとも。


いやぁ、やっぱり、いいですね。


もちろん、僕の英語力では、理解できる箇所は少ないのですが、
それでも、心に響いてくるものがあります。


今回は特に、元ダラス・カウボーイズWRマイケル・アーヴィンのスピーチが、
ぐいぐいと引き込まれて、自然と涙が出てくるものでした。


普通、こういうスピーチは、事前に書いた文面を見ながらするものでしょうが、
アーヴィンは、途中から、ほとんど何も見ている様子はなく、
心の底からしゃべっている、という感じが伝わってきたのも良かったです。


アーヴィンは、過去にいろいろと問題を起こしたりもしていますが、
こういうところが、多くの人に愛されている理由なんだろうなぁ、という気がしますね。


もし誰か1人だけのスピーチを見るのであれば、アーヴィンのものをオススメします。


他にも、ジーンとする場面は多く、
「これぞ殿堂入り式典!」という感じでしたねぇ。


あと、個人的には、元バッファロー・ビルズRBサーマン・トーマスへの、
マーヴ・リーヴィゼネラルマネージャーの紹介スピーチが、目をひきました。


いや、スーパーボウルウィークに、トーマスの殿堂入りが決まり、
リーヴィがインタビューを受けているのを見たときにも思っていたのですが、
リーヴィって、なんか声が良いんですよね。


本業はアナウンサーなのか、と思うくらい。


で、更に、今日のスピーチを見たら、なんか、スピーチの仕方も上手いし。
何者だ、この人。(いや、「殿堂入りヘッドコーチ」だけど)


・・・よく分からないけど、変なところで、リーヴィが気になってしょうがなくなりました。


ちょうど、今シーズンは、ビルズを強く応援するところですし、
リーヴィの動向にも目を配っておきたいと思います。
(まあ、あんまり表には出てこないだろうけども)


あとは、胸像の「リアルさ」に注目ですかね。


いや、これ、年々リアルになっていってないか・・・?
目が生き生きと輝いているのが、ちょっと怖い感じも。


特に、アーヴィンの顔は怖すぎです。
必見(?)。


・・・と、そんな感じの殿堂入り式典。


NFLネットワークは、1年のうちで、いくつかの番組をネットで流してくれるのですが、
僕は、これが1年で最も楽しみの番組になってきているところです。


 http://www.profootballhof.com/hall/story.jsp?story_id=2519


こちらで、そのビデオを見られますので、興味のある方は、是非見てみてください。


・・・といっても、約7時間にも及ぶ長さですので、
全部見るのは大変かもしれません。


殿堂入りした6人(ジーン・ヒッカーソンだけは息子さん)のスピーチだけなら、
それぞれ別々にしたビデオが用意されているので、それだけを見るのも可能です。


が、もうちょっといろいろな箇所を見たい場合のために、
いくつか、この長いビデオのポイントを紹介しておきます。


まず、なぜか、カウボーイズトレーニングキャンプレポートから始まって、
7分あたりから、殿堂入り関連番組がスタート


ただ、最初の2時間は、「現地時間午後4時から6時」の部分で、
殿堂入り各選手の現役時代の紹介をしたり、
先日亡くなられたビル・ウォルシュ元ヘッドコーチを偲んだりしています。
スティーヴ・マリウーチによるインタビュー映像とかは貴重かも)


そして、ちょうど、ビデオの2時間あたりで、国歌斉唱(+ジェット機飛ばし)があり、
いよいよ、2時間7分あたりから、殿堂入り式典が始まります。
(僕がライブで見たのは、ここから)


ただし、そこからもしばらくは、過去に殿堂入りした人が入場したりすることが続き、
実際にスピーチが始まるのは、2時間40分を過ぎたあたりから。



・・・という順番で、計約3時間。


大体、紹介者と本人の2人で30分、という計算ですが、
多少個人差はあります。(特にアーヴィンが長い)


で、その後は、アーヴィンジョーンズトーマス夫妻、マシューズが、
順に放送セットに登場し、今日の振り返りとか、いろいろと話しています。


トーマスの「再プロポーズ」に対する夫人の返答は、こちらで。


最後に、翌日の「ホールオブフェイムゲーム」の展望を軽くやって、終了となります。


以上、総計7時間7分。
どうぞ、お楽しみくださいませ。


実は、今日、式典を見ながら、密かに心に誓ったことがあります。


それは、10年後になるか、15年後になるか分かりませんが、
インディアナポリス・コルツのQBペイトン・マニングの殿堂入りの際には、
是非、現地で見たい(お祝いしたい)、ということで。


・・・あまりにも先の話ですが。


僕はまだ、現地でNFLの試合を見たことすらありませんが、
なんか、それよりも、殿堂入り式典に参加したい気持ちの方が強いかも。
この雰囲気は、1度味わっておきたい!


そして、それが、最も強く応援している選手のときであるなら、言うことないですね。


そのときまでに、しゃべっている内容が完璧に理解できるようにしておかないとなぁ。
うーん、頑張ろう。


・・・と、そんなことを思った、今年の殿堂入り式典でした。


殿堂入りした皆さん、おめでとうございました!


ところで、昨年、殿堂入り式典のことを書いた日の日記を読み返して、
「キャップバリューによる選手の年俸ランキング」を、
今年(2006年分)はまだ書いていないことに気が付きました。


いや、またすっかり忘れていまして。


で、それなら今年もこの日に書こうか、と思い、
本日、例の「USA TODAY」のデータをまとめていたのですが、
明らかにおかしい(間違ってる)箇所が何箇所もあって、
ランキングを作っても、誤りが多くなりそうだったので、やめました。


例えば、ジャクソンビル・ジャガーズのキャップバリュー1位が、
プロ入り2年目のDEケネス・ペトウェイだとか。
(約860万ドル。ちなみに、QBバイロン・レフトウィッチは約650万ドル)


ペトウェイは、昨年、9月1日にヒューストン・テキサンズをロースターカットで解雇され、
その後、10月にジャガーズと契約している・・・ということも付記しておきます。


・・・明らかに、そんなにもらえる選手じゃないな。


また来年、信用できそうなデータになっていたら、まとめてみることにしますね。