無名選手に注目



プレシーズンゲーム開幕。


ホールオブフェイムゲーム」、
ニューオリンズ・セインツピッツバーグ・スティーラーズの試合の感想を。


スティーラーズが、全般的に良かったようですね。


特に、QBベン・ロスリスバーガーが、最初のシリーズで、
パス成功2回73ヤードも獲得したのは、
「シーズンの幕開け」として、なかなか鮮烈なものがあったと思います。


良い発進で、何より。


今シーズンは、昨シーズンの「巡りの悪さ」を払拭する活躍を期待します。


この試合で結構目立っていたのは、スティーラーズFBケアリー・デイヴィス
(一応、僕の持っている情報によると「フルバック」。でも、ランニングバックかも)


この人、レギュラーシーズンゲームでは、
2004年に1試合出場しているだけで、(当時はアトランタ・ファルコンズ所属)
スタッツは何も残していない・・・という、全くの無名選手です。


その選手が、この試合最長の56ヤードのロングゲインを1回見せたのを始め、
ランで7回68ヤード獲得。


更に、レシーブでも2回32ヤード獲得しており、
合計ちょうど100ヤード獲得、という活躍でした。


プレシーズンゲームならではのことでもありますが、
こういう選手の活躍が見られるのは、なかなか楽しいですね。


忘れてはいけないのは、現エースランニングバックウィリー・パーカーは、
一昨年のシーズン開幕時には、ほとんど無名の選手だった、ということです。
(ちなみに、パーカーは、この試合怪我で欠場)


ホント、どこから活躍選手が出てくるのかなんて、分からないものですよ。
注目しておきましょう。


ただ、僕が「Play-By-Play」観戦をしていて、気になったのは、
デイヴィスよりも、RBゲイリー・ラッセルという選手の方でした。


こちらは、今年のルーキーになります。


ラッセルは、数字的には「8回41ヤード」と、デイヴィスに及びませんが、
コンスタントに連続して獲得できていたのが、なかなか印象的で。


こういうランニングバックは、個人的にも好きなタイプですし、
試合において、非常に重宝される存在なのだと思っています。


実は、ラッセルは、アーリーエントリーをしていたのですが、
残念ながらドラフト指名はされなかった・・・という経緯を持っています。


活躍して、あまり評価しなかったスカウト陣を見返してやりたいところでしょうね。


現時点のデプスチャートでは、まだまだ「第3」にも入っていませんが、
なかなか楽しみな存在なのではないでしょうか。


ちょっと注目しておきたいと思います。


とりあえず、この試合で僕が気になった選手は、そんなところで。


さて、一方のセインツは、さっぱりでしたねぇ。


まあ、まだまだ始まったばかりですし、
上手くいかないときはこんなもの・・・とも思いますが、
ただ、前半、セインツのオフェンスは、0点に終わったどころか、
ハーフラインすら超えなかった、というのが、なんとも・・・。


それだけスティーラーズのディフェンスが良かったのだ、とも言えますけどね。


QBドリュー・ブリーズも、2シリーズに出て、6回中1回しかパスが成功せず。
これは、ちょっと残念。


ま、ブリーズは、「ここで結果を残さないと・・・!」という選手ではありませんので、
レギュラーシーズンの始まる1ヵ月後に照準を合わせて、
徐々に調子を上げていってもらえれば、と思います。


そういえば、スティーラーズパンターが、新人のダニエル・セプルヴェダなのは、
かなり注目しているので、よく知っているところですが、
セインツの2番手キッカーが、新人のブレット・ベルグストロム・・・とかは、
「誰やねん」という感じがするところで。
(ちなみに、「1番手」は、元マイアミ・ドルフィンズKオリンド・マーレイ


例年どおり、この時期は、キッカーパンターも、スターター争いが激しいですから、
1度、各チームの状況をまとめておいた方が、楽しめるかもしれませんね。


近いうちに、時間が出来たら、まとめようと思います。


以上、「ホールオブフェイムゲーム」の感想でした。