「控えクォーターバック好き」の季節



NFLプレシーズンゲーム第2週、残り2試合の感想を。


・・・と、いきなり、「試合の感想」から外れますが。


何度も書いておりますとおり、僕は基本的に試合を、
公式サイトの「Play-By-Play」を読むことで「観戦」しております。


文字情報だけですが、試合結果を知らずに読んでいるのであれば、
当然、あるドライブの結果が得点に結びつくのかどうかも分からないわけで、
実際に試合を見ているのと同じように、楽しむことが出来ます。


・・・ということを踏まえまして。


 http://www.nfl.com/gamecenter/playbyplay?game_id=29482&displayPage=tab_play_by_play&season=2007&week=PRE2
 http://www.nfl.com/gamecenter/playbyplay?game_id=29483&displayPage=tab_play_by_play&season=2007&week=PRE2


第1クォーターと第3クォーターの最後の部分・・・。


うわー、「ネタばらし」は止めてー!


一昨日に見た分までは、この現象に、はっきりとは気が付いてなくて、
「ああ、変な誤植があるな」くらいに思っていたのですが、
「(最終的には)間違ってない結果」と分かってしまったのが、辛いところで。
(逆に、単純な誤植なら、真偽のほどが分からないので、問題なく楽しめるのですが・・・)


・・・レギュラーシーズン開幕までには直っていますように・・・。


さて、では、感想。
まずは、ニューヨーク・ジャイアンツボルチモア・レイヴンズの試合。


先週気になっていたジャイアンツの2番手QBジャレッド・ロレンゼンは、
最初のうちは割と良かったですが、最終的には、そうでもなかったかな。


何にせよ、4サックは、ちょっとサックされすぎです。


いや、あの巨体ですから、さもありなんと思われそうですが、
意外と動けるところは見せていますし、
先週の試合なんか見ると、サックされても喪失0ヤードに抑えていたりしました。


それが今週は、7ヤード・8ヤード・7ヤード・8ヤードと、サックで計30ヤード喪失。
ちと、動けなさすぎですね。


まあ、それでも、19ヤードのパスを通してみたり、
2回のスクランブルで21ヤード走ってみたりと、面白い(?)ところは垣間見えました。


もっともっと活躍してもらいたいなぁ。


先週いまいちだった、レイヴンズの2番手QBカイル・ボウラーは、今週は、まあまあ。


今週レイヴンズの3番手で登場したのは、QBドリュー・オルソンですが、いまいちパッとせず。


一方、昨シーズンのハイズマン賞受賞者のQBトロイ・スミスは、
先週、結構散々な結果だったためか、今週は4番手での登場。


で、こちらは、まあまあ長いパスなんかも通せています。


ま、似たり寄ったり、というところでしょうか。


とりあえず、これなら、ボウラーがいきなり「3番手」に落ちたりすることはないかな。


正直、そんな争いをしているんじゃなくて、
スターター争い」をしてもらいたいんですけどねぇ・・・。


あと、ジャイアンツは、この試合、2本のフィールドゴールを成功させていますが、
これは、どちらもKジョシュ・ヒューストンが蹴ったものでした。


Kローレンス・タインスは、キックオフやトライフォーポイントのキックは担当していますが、
実は、移籍してきてから、まだ1度もフィールドゴール蹴ってないんですよね。


うーん、なんでだろ?


まあ、たまたまフィールドゴールのときが、「ヒューストン担当」の時間帯だった、
・・・というだけのことなんだろうとは思いますが。


ちょっと注目しておきます。


では次に、シカゴ・ベアーズインディアナポリス・コルツの試合。


ベアーズの3番手QBカイル・オートンは、可もなく不可もなく。


まあ、この試合は、ベアーズのスターターQBレックス・グロスマンが、
これでもかと、いろいろとやらかしてくれたので、
相対的には、結構「可」に見えますけども。
(1番良かったのは、「2番手」のQBブライアン・グリーシーですけどね)


グロスマンは、パス11回中9回成功59ヤード獲得、
・・・って、それだけなら、「まあまあ良いじゃん」って感じなのですが、
サックされてファンブルターンオーバーを喫してしまったり、
インターセプトを喫してしまったり、
センターからボールを受け取るときにファンブルしてしまったり、
更にもう1度、センターからボールを受け取るときにファンブルしてしまったり・・・。


・・・ここまで次々とやられると、狙っているのかと思ったり思わなかったり。


今シーズンも、いろいろやってくれそうです。


なお、ベアーズは、新人QBクリス・リークが4番手で初登場したのですが、
1回パスを投げただけで、あとは、「ニーダウン×3」で終了。


勿体無い。


いや、最後は、残り時間2分弱で、ベアーズ3点リードの場面ですから、
もちろん、普通はニーダウンする場面ですけども、
でも、プレシーズンゲームなんだから、
2分も残ってるなら、プレーを続けても良かったと思うんですけどねぇ。


別に、その結果、逆転負けしたって、何も問題ないわけだし。


こういう、せっかくの「実戦機会」は活かさないと・・・と思うのですが、
現場は、そうは思ってないということなのかなぁ。


もちろん、チーム(ヘッドコーチ)によって、考え方はいろいろありそうですが。


対するコルツは、2番手QBジム・ソルジが、やっぱり、「相変わらず」な感じでしたが、
3番手QBジョシュ・ベッツも似たような感じというか、もうちょっと悪いというか・・・。


まあ、このチームの控えクォーターバックに多くを求めるのは、贅沢というものか。


そうそう、先週リターナーとして、なかなか良いスタッツを残していた、
ベアーズの新人RBギャレット・ウルフは、今週は「本職」で、なかなか良い成績。


RBセドリック・ベンソンとの「2枚看板」で、暴れてくれるのではないでしょうか。
これは、結構、楽しみ。


あと、ベアーズのKニック・ノヴァクが、今週は35ヤードフィールドゴールに成功。
Kロビー・ゴウルドは、今週も50ヤード超のフィールドゴールに失敗しています。


もちろん、ゴウルドの失敗は、長距離だから問題にはならないと思いますが、
でも、ここで、ノヴァクが50ヤード超のフィールドゴールを次々成功させたら、
チーム首脳陣に印象付けられそうじゃないですかね。


・・・というわけで、結構チャンスかもだぞ、ノヴァク
頑張れ!


しかし、こうやって、いろいろと書いてみると、
僕って、結構、ベアーズに注目選手がいるんだよなぁ、と改めて思ったり。
グロスマンは、「注目選手」ってわけではないんですけども)


これで、オートンクォーターバックで、ウルフランニングバックで、
そしてノヴァクキッカー・・・なんていう布陣になったら、
「もう、スーパーボウル優勝して!」って感じなのですが、
そうはならないから、悲しいところなんだよなぁ。


・・・と、以上、プレシーズンゲーム第2週の試合の感想でした。


なんか、今日は、やけに「控えクォーターバック」の話題が多かったな。