やはり今シーズンも「激戦区」 - 「NFL勝敗表(希望)」の補足とか

カレッジフットボール、第３週終了後の「AP通信」ランキングを見てみます。

　１位（１位→）　USC（Pac-10）２勝０敗
　２位（２位→）　LSU（SEC）３勝０敗
　３位（５位↑）　フロリダ大（SEC）３勝０敗
　４位（３位↓）　オクラホマ大（Big 12）３勝０敗
　５位（４位↓）　西バージニア大（Big East）３勝０敗
　６位（８位↑）　カリフォルニア大（Pac-10）３勝０敗
　７位（６位↓）　テキサス大（Big 12）３勝０敗
　８位（10位↑）　オハイオ州立大（Big Ten）３勝０敗
　９位（７位↓）　ウィスコンシン大（Big Ten）３勝０敗
　10位（12位↑）　ペン州立大（Big Ten）３勝０敗
　11位（13位↑）　ラトガース大（Big East）３勝０敗
　12位（17位↑）　南カロライナ大（SEC）３勝０敗
　13位（19位↑）　オレゴン大（Pac-10）３勝０敗
　14位（21位↑）　ボストンカレッジ（ACC）３勝０敗
　15位（20位↑）　クレムソン大（ACC）３勝０敗
　16位（圏外↑）　アラバマ大（SEC）３勝０敗
　17位（18位↑）　バージニア工科大（ACC）２勝１敗
　18位（９位↓）　ルイビル大（Big East）２勝１敗
　19位（24位↑）　ハワイ大（WAC）３勝０敗
　20位（25位↑）　テキサス農工大（Big 12）３勝０敗
　21位（圏外↑）　ケンタッキー大（SEC）３勝０敗
　22位（23位↑）　ジョージア大（SEC）２勝１敗
　23位（圏外↑）　南フロリダ大（Big East）２勝０敗
　24位（14位↓）　ネブラスカ大（Big 12）２勝１敗
　25位（圏外↑）　ミズーリ大（Big 12）３勝０敗

圏外に去ったのは、以下の４校。

　圏外（11位↓）　UCLA（Pac-10）２勝１敗
　圏外（15位↓）　ジョージア工科大（ACC）２勝１敗
　圏外（16位↓）　アーカンソー大（SEC）１勝１敗
　圏外（22位↓）　テネシー大（SEC）１勝２敗

今回、新たにランクインしてきた４校のうち、ケンタッキー大以外の３校は、

＞オーバーン大を破った南フロリダ大
＞「Big 12」カンファレンス上位校ミズーリ大
＞マイアミ・ドルフィンズ前ヘッドコーチのニック・セイバン率いるアラバマ大

・・・と先週書いていた、「次点校」の上位３校ですね。

そのときに、「来週のランキング入り有力候補者」とか書いていましたが、
こんなに綺麗に当てはまるのも珍しいかも。

順に見ていくと、まず、一気に１６位に入ったアラバマ大は、
ランキング校（試合時１６位）のアーカンソー大と対戦して勝利。

その結果、アーカンソー大が圏外に落ちたため、ちょうど入れ替わった形ですね。

２１位に入ったケンタッキー大も、
ランキング校（試合時９位）のルイビル大と対戦して勝利。

ケンタッキー大の方が上位のチームに勝利していて、
しかも、そのルイビル大は、負けても１８位に踏みとどまっている評価の高さなのに、
アラバマ大よりも下の順位・・・というのは、
ケンタッキー大としては納得がいかないところでしょうか。

まあ、あくまで「第３週時点」の評価ですから、気にしてないのかもしれませんが。

この２校は、共に「SEC」カンファレンス所属チーム。
今シーズンも、このカンファレンスの「激戦区」ぶりは変わりないようですね。

なお、アラバマ大とケンタッキー大は、別々のディビジョンに所属しており、
今シーズンは、レギュラーシーズン中の対戦は組まれておりません。

さて次に、２３位に入った南フロリダ大ですが、
実は、第３週は試合がありませんでした。

試合がなかったのにランキング入りしたのは、
「他のチームが落ちた」ということが原因ですが、
先週、オーバーン大に勝ったことが、じわじわと効いてきたのかもしれませんね。

ただし、そのオーバーン大は、今週も負けていたりしますが。

最後に、２５位に入ったミズーリ大は、
開幕から連敗中の西ミシガン大に勝ったもので、対戦相手にインパクトはありませんが、
「５２対２４」という大差で勝っていることが大きかったのかな。

というか、何より、そろそろ「無敗校」も減ってきたことですし、
「メジャーカンファレンス所属で無敗」ならば、十分ランクインの資格は出てきますね。

以上が、ランキング入りした４校の今週の結果でした。

逆に、圏外に落ちた４校の今週の結果を見てみると、
まず、先週１１位だったUCLAはユタ大に「６対４４」で大敗。

ユタ大は、「MWC」カンファレンス（非BCSカンファレンス）の中で、そこそこ強いのですが、
今シーズンは開幕から２連敗と、ちょっといまいちでした。

そんなチームに大敗してしまったのですから、１１位から一気に圏外に落ちてしまうのも、
致し方ないというところでしょう。

というか、こんなことも起こるんですねぇ。

第１週（対ノートルダム大）・第２週と大勝してきていた、先週１５位のジョージア工科大は、
先週２１位のボストンカレッジに負けて、圏外落ち。

この結果、ボストンカレッジは１４位にジャンプアップ。

先週１６位のアーカンソー大は、最初に書きましたように、
アラバマ大に負けて、圏外落ち。

そして、先週２２位のテネシー大は、先週５位のフロリダ大に敗れて、
２敗目となってしまい、あえなく圏外落ちです。

ちなみに、落ちたテネシー大が激戦区「SEC」カンファレンス所属なら、
勝って３位に上がったフロリダ大も「SEC」カンファレンス所属。

今週は、このカンファレンスから２校が圏外に去りましたが、
まだ６校がランキング内に残っております。

その中で１番の上位は、２位のLSUで、今週も勝って安泰。

虎視眈々と１位の座を狙うところですが、すぐ後ろにフロリダ大も迫っている、
・・・と、そんなところですね。

この２校が対戦するのは、第６週。
この試合が、中盤の山となりそうです。

ちなみに、「１位安泰」のUSCは、先週１４位のネブラスカ大に勝っており、
ネブラスカ大は、この敗戦により２４位に降下。

細かくは、全体的にいろいろと動いていますが、
順位が大きく動いたのは、こんなところかな。

あ、そうそう。

「開幕２連敗」同士での対戦となった、ミシガン大とノートルダム大は、
「３８対０」でミシガン大が大勝しました。

ノートルダム大は、泥沼ですねぇ。

以上、カレッジフットボール、第３週の結果でした。