各クォーターバックの「順調度」



試合の感想の前に。


セントルイス・ラムズのQBマーク・バルジャーが、
あばら骨を2本折っていた、という記事を見かけました。


うわぁ、バルジャーまで・・・と思ったら、そうではなく、
「昨シーズン折っていて、今も治りかけ」という話でした。


それはそれで心配なところですが、
今シーズンの「クォーターバックの怪我の連鎖」が、
更に重なったわけではなかったのは、ホッとしたところで。


実は、もう1つ、心配なニュースがあって、
それは、デンバー・ブロンコスのQBジェイ・カトラーも怪我をしていて、
MRI検査をしなければならない・・・ということがあったんですよね。


で、検査結果は、「特に問題なし」。


・・・ほっ。


まあ、とにかく、クォーターバックに関するニュースが、
いろいろと聞こえてきています。


怪我を含め、何かと「順調」ではない選手が多い多い。


ちょっと、ここらで、
「開幕週にスタータークォーターバック」だった選手について、ざっと見ていきましょう。



あ、ここで「怪我」と言っているのは、
翌週にインジャリーレポートで「クエスチョナブル」以下に記載されるようなものです。
軽い怪我なら、付き物ですし。


さて、第1週から、4人が怪我。


この中で、マカウンマニングは、第2週の試合に出場をしています。
そして、ペニントンマクネアも、第3週の試合には出場してきていましたね。


ただし、マクネアは、第3週の試合で、またも途中交代。
来週の試合に出場してくるかどうかは未定です。



ジャクソンは、第3週の試合に欠場しました。
そして、来週出場してくるかどうかは未定。


第2週では、カンザスシティ・チーフスのQBデイモン・ファードも、
試合終盤に退いていましたが、どうやら、そんなに重い怪我ではなかったようです。


あ、あと、デトロイト・ライオンズのQBジョン・キトナも、
試合中に脳震盪で一旦退いていましたが、また途中から出てきてましたし、
第3週の試合にも出場していましたね。



そして、今週。


デロームは、「手術はしない」という記事が出ていましたが、
現状、来週の試合に出場できるかどうかということまでは発表されていません。


そして、ロスマンは、診断の結果、2週間離脱の予定。


残念ですが、怪我の瞬間の映像を見たら、膝が嫌な方向に曲がっていて、
もっと「最悪の事態」を覚悟していたので、ちょっとホッとしました。


早く完治して、元気に戻ってきてもらいたいものです。


ついでなので、その他、インジャリーレポートに載っているスタータークォーターバックを。



バルジャーについては、最初に書いたとおり。


ブレイディは、少なくとも、2005年シーズン第1週以降、
(僕がインジャリーレポートをチェックし始めたのが2005年シーズンからなので)
毎週欠かさず、インジャリーレポートに載り続けています。


・・・ので、あんまり信用できない面もありますが。


もちろん、痛めてはいるんでしょうけども、
他の選手と同列には並べられないかなぁ。


さて、そんなわけで、前述のカトラーファードを含む残りの23人は、
「元気」なわけですけども、元気だから「順調」というわけではありません。



「順調」じゃない代表格。


第1週にスターター出場したクォーターバックが、
第2週を迎える前にトレードに出されたのは、結構、衝撃的でしたね。



個人的意見としては、ここにファードも並べたいところですけども、
今週の勝利で、「危機」は遠のいたのかな。


あと、マイアミ・ドルフィンズのQBトレント・グリーンも、そろそろ危ないと思うのですが、
今のところ、まだそういう声は聞こえてこないようです。


さて、この3人。


ハリントングロスマンは、まあ、誰もがそう思っているところでしょうが、
意外なのは、ライナートでしょうか。
(正確には、ライナートスターターであることは、今後も変わらないようですが)


ライナートは、今週の試合、途中でQBカート・ウォーナーに代わっていましたが、
どうやら、怪我をしたわけでもなんでもなく、
「上手くいってないから」というのが、交代の理由だったようです。


これは、ちょっとビックリ。


確かに、ライナートは、絶好調とは思えませんでしたが、
ここまで2週の内容を、「Play-By-Play」で追っている限りでは、
酷すぎる内容には見えなかったんですけどね。


これで交代させられるのなら、ファードもグリーンも、
とっくに交代してなきゃいけないと思うんだけども・・・。
(まあ、チーム事情が違うので、一概には言えませんが)


ライナートスターターなのは変わらないながら、
ウォーナーが途中交代で出場する場面は、今後も出てくるようです。


ウォーナーの絶好調さは、今週の試合で証明されたので、
来週以降どうなるのか、注目して見ていきたいところですね。


しかし、ウォーナー本人も、この「交代」は予期していなかっただろうなぁ。


多分、このままバックアップとしてライナートを支え、
カーディナルズとの契約期間が終わったら、引退する心積もりだったと思うんだけども。


人生、何がどこで起こるかわからないものです。


さて、残りの19人は、一応、「順調」組です。



・・・でも、このあたりの選手は、成績的に、そうも思っていられないだろうなぁ。
(まあ、ブリーズパーマーは、まず交代することは無いでしょうが)


というわけで、残り13人。



ホントは、この中にブレイディが入ってないのはおかしいんだけども、
まあ、一応「怪我人」なんで。


さてさて。


第3週が終わった段階で、この状況。


これが、今後、どのように展開していくのか。
楽しみにしていきたいところです。


あ、でも、ホント、もう怪我は勘弁してください。