ディフェンス選手ランキング(第12週時点)



さて次は、「ディフェンスインパクトポイント」です。


まずは、第12週で高い値となった選手を、
ディフェンスラインラインバッカーディフェンスバックで、それぞれ1人ずつ。

選手名 ポイント タックル ロス サック パスDef INT FUM
DE パトリック・カーニー
シアトル・シーホークス
66 2 1 3 0 1 1
LB マイケル・ボーリー
アトランタ・ファルコンズ
53 6 0 3 0 0 1
SS マイケル・ルイス
サンフランシスコ・49ers
41 9 1 1 0 0 1
SS ローマン・ハーパー
ニューオリンズ・セインツ
41 4 1 0 0 1 1



まず、カーニーは、セントルイス・ラムズ戦で、
第1クォーター中盤にインターセプト


ちなみに、このプレー時に、ラムズQBマーク・バルジャーが脳震盪を起こし、
以降は、QBガス・ファーロットが出てきます。


そして、そのファーロットの1プレー目にサックを喰らわして、
ファンブルを引き起こしたのも、このカーニーでした。


この後、第4クォーターにも、大事なサードダウンに連続でサックをしており、
チームの逆転勝利に、大きく貢献しました。


ボーリーは、インディアナポリス・コルツ戦の第1クォーターに1回、
前半終了間際には、2回連続してQBペイトン・マニングサック


試合を接戦に持ち込むことに貢献しています。


が、第3クォーター中盤に、ボーリーは怪我で一時退場。
第4クォーターには試合に戻ってきますが、そのときには大きく点差が離れておりました。


もうちょっと、ボーリーが活躍できていたら、
もしかしたら、もしかしたかも・・・?


ルイスは、オーバータイムにもつれ込んだアリゾナ・カーディナルズ戦で、
多くのタックルを記録。


特に、第3クォーター最初のドライブで、サックファンブルフォースをしたのは、
直接ターンオーバーに結びついたわけではないとはいえ、
フィールドゴール圏内に迫っていたところから大きく遠ざけて、
パントに追い込むことに成功しており、
その後の展開を考えると、値千金のプレーだったと言えるのかもしれません。


そして、ハーパーは、カロライナ・パンサーズ戦の第3クォーターに、
RBデショーン・フォスターからファンブルを引き起こしターンオーバーとしたり、
第4クォーターには、登場したばかりのQBマット・ムーアからインターセプトを奪ったりと、
チームの大勝に貢献しました。


さて、第12週時点での「ディフェンス選手ベスト10」は、以下の通り。

順位(比) 選手名 ポイント タックル ロス サック パスDef INT FUM
1位(→) LB ジェイムズ・ハリソン
ピッツバーグ・スティーラーズ
298 41 7 10 2 1 6
2位(↑) LB ウィル・ウィザースプーン
セントルイス・ラムズ
233 61 14 6 6 0 2
3位(↑) DE アデワレ・オグンレエ
シカゴ・ベアーズ
230 21 9 10 2 0 4
3位(↓) LB ジュリアン・ピーターソン
シアトル・シーホークス
230 40 6 8 1 1 4
5位(↑) LB マイケル・ボーリー
アトランタ・ファルコンズ
228 71 8 3 3 2 3
6位(↑) DE パトリック・カーニー
シアトル・シーホークス
221 21 7 11 1 1 3
7位(↓) LB マイク・ヴレイブル
ニューイングランド・ペイトリオッツ
218 39 6 9 0 0 4
8位(↑) CB ネイト・クレメンツ
サンフランシスコ・49ers
214 57 6 1 7 2 3
9位(↓) DE ジャレッド・アレン
カンザスシティ・チーフス
212 21 10 11 7 0 1
10位(↑) DE オウシ・ウメニオーラ
ニューヨーク・ジャイアンツ
208 23 2 11 0 0 4
10位(↓) LB デマーカス・ウェア
ダラス・カウボーイズ
208 42 10 10 1 0 2

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やはり、ハリソンが独走状態に入ったようです。


今週も、2位との差を着実に広げました。


その2位には、先週6位からウィザースプーンから浮上し、
先週2位のピーターソンは、3位タイに下がっています。


また、今週活躍の目覚しかったボーリーカーニーが5位・6位に浮上してきた結果、
先週3位・4位・5位だったヴレイブルアレンウェアあたりは、仲良く順位を下げました。


とはいえ、先週も書きましたように、2位以下は大混戦。
しかも、拍車がかかった状況で。


先週時点では、「2位から5位まで20ポイント差、10位まででも34ポイント差」でしたが、
今週時点では、「2位から5位まで5ポイント差、10位まででも25ポイント差」に。


こういう状況では、毎週、順位がどんどん入れ替わるということが、
しばらく続くことになるんでしょうねぇ。


以上、第12週の「ディフェンスインパクトポイント」でした。