驚いたというよりは
えーっと、まあ、一言で言えば。
呆れました。
アトランタ・ファルコンズのボビー・ペトリーノヘッドコーチが、
就任1年目のシーズン中に辞任して、即、アーカンソー大のヘッドコーチに就任。
まあ、QBマイケル・ヴィックの不在も、QBジョーイ・ハリントンの調子の波も、
はたまた、RBウォリック・ダンの不振も、ディフェンス陣のモラルダウンも、
全てひっくるめた上で、
「もうちょっと、立て直しのやりようがあったんじゃないか」、
と、そんな感じがしていたので、これが限界だったのでしょう。
選手たちは、やってられないですね、ホント。
で、僕が言いたいことは、ただ1つ。
>試合の最後に、「次は誰が出てくるんでしょうか」ということを言われていましたが、
>多分、もう、このまま最後までレッドマンでいくつもりなのではないでしょうか。
昨日、こんなことを書いていましたが、
もちろん、これは、ペトリーノが辞任するなんて思っていなかった中でのもの。
どうやら、今後の臨時ヘッドコーチには、
エミット・トーマスアシスタントコーチ(セカンダリー)が就任するようですので、
そうなると、どうなるのか、分かりません。
トーマスコーチ、ここは是非、ハリントンを使ってください!
来シーズン以降の「チーム再構築」を考えると、
ペトリーノがいなくなった今、ここでクリス・レッドマンを使い続ける意味は無いでしょう。
まあ、どっちにしろ、ハリントンは今シーズンいっぱいで放出でしょうが、
それはそれとして、残り3試合を「捨て試合」にしないためには、
これが無難な選択だと思いますよ。
(ディフェンス側のコーチだから、立て直すならディフェンスから手を付けたいだろうし)
どうでしょうか?
それにしても。
今回の件は、アーカンソー大への就任話ありきの辞任劇なので、
つまりは、今週のマンデーナイトゲームが行われる前には、
ほとんど決心していたことだと思われます。
そんな中、「元教え子」のレッドマンをスタータークォーターバックに立てていくあたり、
ある意味、「教え子思い」とも言えるのかもしれませんが、
なんとも、無責任な感が否めないですねぇ。
ちなみに。
昨シーズン終了後、突然カレッジに戻って批判を受けたのは、
マイアミ・ドルフィンズのニック・セイバンヘッドコーチ(現アラバマ大)ですが、
そういえば、昨シーズンのドルフィンズと、今シーズンのファルコンズには、
共通するクォーターバック(しかも半分以上の試合でスターター)がいます。
・・・どういう星の元に生まれているんだ、ハリントン・・・。
来シーズン、どのチームに行くのかは分かりませんが、
今度は、腰を据えてじっくりと取り組んでくれるヘッドコーチだといいですね・・・。