レギュラーシーズン最終週
本日は、まず、カレッジフットボール第14週の対戦カードの紹介から。
12月2日(土)
- オクラホマ大(Big 12) ・・・ vs ネブラスカ大(Big 12)
- 西バージニア大(Big East) ・・・ vs ラトガース大(Big East)
- USC(Pac-10) ・・・ at UCLA(Pac-10)
- フロリダ大(SEC) ・・・ vs アーカンソー大(SEC)
さあ、いよいよレギュラーシーズン最終週です。
既に、何回も書いておりますとおり、
オクラホマ大とフロリダ大が、「カンファレンス優勝決定戦」に臨みます。
是非、優勝を勝ち取ってもらいたいですね。
大注目の試合です。
なお、怪我で欠場中のオクラホマ大のRBエイドリアン・ピーターソンは、
この試合にも出場することは出来ない、ということがニュースになっていました。
そのこと自体は残念ですが、そういうことがニュースになるということは、
もうすぐ出場できる状況になってきた、ということでもありますよね。
ボウルゲームでの復帰を、楽しみにしたいところです。
西バージニア大は、既定のレギュラーシーズン最終戦で、
残念ながら、カンファレンス優勝の目は無くなってしまっていますが、
実は、対戦相手のラトガース大にとっては、非常に大事な試合。
ここでラトガース大が勝てば、ラトガース大のカンファレンス優勝。
しかし、負けると、ルイビル大がカンファレンス優勝となってしまいます。
(ルイビル大は今週勝つだろう、ということが前提で)
西バージニア大が、その命運を握っているわけですが、
そもそも西バージニア大が優勝争いから脱落した最初の原因が、
ルイビル大に負けたことですから、
「自分たちが勝つとルイビル大が優勝」というのは、ちょっと複雑なところですねぇ。
もちろん、勝てば自分たちが「カンファレンス2位」に上がれることもありますし、
まあ、そんなことは気にせず、シーズンの最後の試合を勝って、
スカッと終わってもらいましょう。
USCは、既にカンファレンス優勝は決めておりますが、
「BCS全米選手権」に出場するために、絶対に負けられない試合です。
今シーズンの成績を考えれば、この試合は、まず勝てるだろうとは思われますが、
万が一にも負けることが許されない試合。
気合を入れて、頑張ってもらいたいですね。
第13週の希望(まとめ)
では、第13週の「希望」のまとめを。
第13週の「勝利チーム希望」は、以下のような感じです。
なお、「第1弾」=「ドラフト直後Ver.」、「第2弾」=「プレシーズン直前Ver.」、
「第3弾」=「開幕直前Ver.」で、「直前」=「現在の気持ち」で、
希望が前と変わらなかった場合は、省略してあります。
希望 | ||||||||
アウェイ | ホーム | 第1弾 | 第2弾 | 第3弾 | 直前 | |||
BAL | CIN | CIN | ||||||
ARI | STL | ARI | STL | |||||
ATL | WAS | WAS | ||||||
DAL | NYG | DAL | ||||||
DET | NE | NE | ||||||
IND | TEN | IND | ||||||
JAC | MIA | MIA | ||||||
KC | CLE | KC | CLE | |||||
MIN | CHI | CHI | MIN | CHI | ||||
NYJ | GB | GB | ||||||
SD | BUF | SD | ||||||
SF | NO | NO | ||||||
TB | PIT | PIT | ||||||
HOU | OAK | HOU | ||||||
SEA | DEN | DEN | ||||||
CAR | PHI | CAR |
木曜日に行われるのは、ボルチモア・レイヴンズ対シンシナティ・ベンガルズの試合。
そして、今週の「フレキシブルスケジューリング」サンデーナイトゲームは、
シアトル・シーホークス対デンバー・ブロンコスの試合。
ブロンコスのQBジェイ・カトラーにとっては、デビュー戦が全米中継の注目試合という、
無茶苦茶プレッシャーのかかるものとなってしまいました。
あまり力まずに、頑張ってもらいたいですね。
この試合がサンデーナイトゲームになるのは、
カトラーのスターター昇格前に決定していたことですから、
ここまで苦汁をなめてきた(?)サンデーナイトゲーム担当者は、
ようやく良い選択を出来たと、ホッとしているところかも・・・?
さて、「希望」としては、今週もあまり動きのない週になっています。
アリゾナ・カーディナルズ対セントルイス・ラムズの試合については、
結構、悩んだんですけどね。
「QBカート・ウォーナー対QBマーク・バルジャー」の「先輩・後輩対決」だったら、
ウォーナーを応援していたところですが、
「QBマット・ライナート対QBマーク・バルジャー」なら、バルジャーかなぁ、と。
ライナートも応援してますけどね。
今のカーディナルズの状態を見ると、ちょっと心が離れかかっています。
ミネソタ・ヴァイキングス対シカゴ・ベアーズの試合については、
まあ、どちらにも、そんなに思い入れが無い、というのが正直なところですが、
ベアーズQBレックス・グロスマンの「苦境」を見て、
僕の「天邪鬼精神」が湧いてきた部分もあるかも・・・。
なお、以前に書いていた、この週の「補足」は、こちらになります。
http://d.hatena.ne.jp/Kiyota/20060723
インディアナポリス・コルツ対テネシー・タイタンズの試合に注目していたことについては、
とっくの昔に「前提」が崩れているので、まあ、置いておいて。
サンディエゴ・チャージャーズ対バッファロー・ビルズの試合。
「2004年ドラフト1巡指名クォーターバック対決」。
これも、結構、悩んだんですよね。
もちろん、チームとしてどちらを強く応援しているかと言えば、チャージャーズですが、
ビルズQBのJ・P・ロスマンは、ここ2週間、いい流れで来ており、
この試合で、それを途切れさせたくないなぁ、という思いも強く・・・。
結局、チャージャーズの「勝利希望」のままとしましたが、
是非、ロスマンには活躍してもらった上で、
チャージャーズオフェンスがそれを上回る大爆発をしてもらえればなぁ、と思います。
まあ、逆に、チャージャーズオフェンスが大爆発した上で、
それでもビルズが勝ってしまった・・・ということでも、気持ち的には可です。
あ、そうだ。
「試合に注目」というわけではないのですが、
ワシントン・レッドスキンズのKニック・ノヴァクのお尻に火がつきました。
レッドスキンズは、Kショーン・スイシャムとプラクティス・スクワッド契約。
「いつでも交代させられるんだぞ」というところを見せてきています。
ノヴァク、第9週のダラス・カウボーイズ戦では、
劇的な「決勝フィールドゴール」を成功させていたりしましたが、
全体的には、どうにも、調子が良くありません。
今週の試合で、フィールドゴールを1本でも失敗しようものなら、
即、解雇となりそうな状況ですので、なんとか踏ん張ってもらいたいものです。
以上、第13週の「希望」のまとめでした。
レシーバーランキング(第12週時点)
では、現時点の「レシーバーレーティング」ランキングを。
順位(比) | 選手名 | レーティング | 対象回 | 成功回 | 成功率 | ヤード | TD | INT | FUM |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位(−) | WR デヴェリィ・ヘンダーソン (ニューオリンズ・セインツ) |
127.7 | 34 | 24 | 70.6 | 548 | 4 | 2 | 0 |
2位(↓) | TE オーウェン・ダニエルズ (ヒューストン・テキサンズ) |
126.5 | 44 | 30 | 68.2 | 314 | 5 | 0 | 0 |
3位(↓) | WR パトリック・クレイトン (ダラス・カウボーイズ) |
123.5 | 35 | 28 | 80.0 | 440 | 3 | 1 | 1 |
4位(↓) | TE トニー・ゴンザレス (カンザスシティ・チーフス) |
115.5 | 67 | 48 | 71.7 | 623 | 3 | 0 | 0 |
5位(↑) | WR レジー・ウェイン (インディアナポリス・コルツ) |
115.0 | 94 | 58 | 61.8 | 948 | 8 | 1 | 1 |
6位(↓) | WR ジョー・ホーン (ニューオリンズ・セインツ) |
113.2 | 60 | 36 | 60.0 | 661 | 4 | 1 | 0 |
7位(→) | RB モーリス・ドリュー (ジャクソンビル・ジャガーズ) |
112.9 | 42 | 32 | 76.2 | 317 | 2 | 0 | 0 |
8位(↑) | WR T・J・ハウシュマンザデイ (シンシナティ・ベンガルズ) |
112.7 | 81 | 55 | 68.0 | 670 | 6 | 1 | 0 |
9位(↑) | WR ケヴィン・カーティス (セントルイス・ラムズ) |
109.5 | 44 | 30 | 68.2 | 314 | 4 | 1 | 0 |
10位(↓) | WR アーナズ・バトル (サンフランシスコ・49ers) |
109.3 | 56 | 39 | 69.7 | 421 | 3 | 0 | 0 |
「既定回数」(今回は「33回」)に達して、1位にいきなり登場のヘンダーソン。
セインツの「ナンバー1ターゲット」WRマーケス・コルストンが怪我をして以来、
ベテランのホーンの活躍が目立っていましたが、
それ以上に活躍していたのが、ヘンダーソンです。
先週の試合では、12回中9回レシーブで169ヤードを獲得し、
今週の試合でも、5回中4回レシーブで158ヤード1タッチダウンという活躍。
こうやって、誰かがいなくなっても、他の選手が活躍する、というのは、
「強いチーム」の条件の1つと言えると思うのですが、
まさしく、セインツは今、そのような「強いチーム」になっているのでしょう。
コルストンは11位に下がってしまいましたが、11位以内にセインツの選手が3人。
素晴らしいレシーバー陣ですね。
先週、3位から13位に下がっていたハウシュマンザデイが、8位に再びアップ。
それから、先週、4位から25位に下がっていたカーティスも、9位にアップ。
さすが、下がったままではいませんね。
なお、先週6位だったサンディエゴ・チャージャーズRBラデイニアン・トムリンソンは、
今週は4回中1回5ヤードのレシーブしかなく、12位に下がっております。
こういうあたりにも、「チャージャーズが苦戦した」跡が見られますねぇ。
では、「QBレーティング」のランキングをチェックしてみます。
1位(↑) 110.8 トニー・ロモ(ダラス・カウボーイズ)
2位(↓) 100.2 ペイトン・マニング(インディアナポリス・コルツ)
3位(↑) 99.9 カーソン・パーマー(シンシナティ・ベンガルズ)
4位(↑) 97.8 ドリュー・ブリーズ(ニューオリンズ・セインツ)
5位(→) 97.6 デイモン・ファード(カンザスシティ・チーフス)
6位(→) 95.5 ドノヴァン・マクナブ(フィラデルフィア・イーグルス)
7位(↓) 94.5 フィリップ・リバーズ(サンディエゴ・チャージャーズ)
8位(→) 92.7 マーク・バルジャー(セントルイス・ラムズ)
9位(→) 88.8 デイヴィッド・カー(ヒューストン・テキサンズ)
10位(→) 87.1 トム・ブレイディ(ニューイングランド・ペイトリオッツ)
絶好調のロモが、ついに1位となってしまいました。
うーん、凄いなぁ。
カウボーイズのレシーバー陣は、3位のクレイトンを筆頭に、
WRテリー・グレンが17位、WRテレール・オーウェンズが31位というところ。
この成績には、前任者QBドリュー・ブレッドソーのときのものも含まれていますから、
ちょっと、比べにくいところではありますが、
まあ、明らかに、ロモに替わってから値が上がっていますので、
「ロモの力」と考えて良いでしょうね。
一方、先週3位のリバーズが7位にダウン。
チャージャーズのレシーバー陣を見ると、トムリンソンについては前述の通りですが、
頼りになるはずのTEアントニオ・ゲイツも、35位と伸び悩んでいます。
やや心配になるところですね。
以上、第12週時点の「レシーバーレーティング」でした。
ランナーランキング(第12週時点)
では、引き続き、「ランナーレーティング」のランキングを。
順位(比) | 選手名 | レーティング | ラン回 | 成功回 | 成功率 | ヤード | TD | FUM |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1位(↑) | RB ブランドン・ジェイコブズ (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
129.7 | 72 | 62 | 86.2 | 354 | 8 | 0 |
2位(↓) | RB マリオン・バーバー (ダラス・カウボーイズ) |
124.8 | 98 | 85 | 86.8 | 495 | 9 | 0 |
3位(→) | RB ラデイニアン・トムリンソン (サンディエゴ・チャージャーズ) |
120.3 | 230 | 199 | 86.6 | 1146 | 21 | 2 |
4位(↑) | RB ジョセフ・アッダイ (インディアナポリス・コルツ) |
107.5 | 155 | 136 | 87.8 | 789 | 7 | 1 |
5位(↑) | RB モーリス・ドリュー (ジャクソンビル・ジャガーズ) |
105.3 | 90 | 76 | 84.5 | 450 | 6 | 2 |
6位(↓) | RB マイク・ベル (デンバー・ブロンコス) |
102.3 | 100 | 84 | 84.0 | 423 | 5 | 0 |
7位(−) | RB ジェリオス・ノーウッド (アトランタ・ファルコンズ) |
101.9 | 68 | 53 | 78.0 | 411 | 1 | 0 |
7位(↑) | RB ブライアン・ウェストブルック (フィラデルフィア・イーグルス) |
101.9 | 161 | 136 | 84.5 | 839 | 5 | 1 |
9位(↓) | RB クリントン・ポーティス (ワシントン・レッドスキンズ) |
100.8 | 127 | 102 | 80.4 | 523 | 7 | 0 |
10位(→) | RB ラリー・ジョンソン (カンザスシティ・チーフス) |
97.3 | 282 | 232 | 82.3 | 1202 | 13 | 2 |
1位と2位が、今週も入れ替わりました。
とにかく、この2人がよく活躍している、ということになるのですから、
今週末の「直接対決」が楽しみなところです。
(まあ、この2人に注目は集まらないでしょうけども・・・)
値を見ていただければ分かりますように、
トムリンソンも含めた上位3人が突出していますね。
これは、最後まで、この3人の争いになるかなぁ。
目立つところでは、アッダイが先週11位から4位にアップ。
今週は、24回中22回成功171ヤード獲得4タッチダウンと、
とんでもない活躍をしておりました。
とりあえず、週間MVPは確定でしょうか・・・?
あと、7位にノーウッドが「既定回数」(今回は「66回」)に達して「復活」。
2週間前に書きましたように、怪我のために「対象外」となっていました。
ただ、値としては、やや下がり気味なようなので、
このあたり、もしかしたら、怪我の影響があるのかもしれませんね。
以上、第12週時点の「ランナーレーティング」でした。