第8週対戦カードの紹介



現状報告。


大量のドラフト未指名者(いわゆる、ルーキーフリーエージェント)の契約を、
追っかけるのに、いっぱいいっぱいです・・・。(というか、追いついてません)


・・・1週間以内に、なんとかしよう・・・。


というわけで(なのかどうか分からないけど)、NFLヨーロッパのニュースも、
相変わらず、追いかけきれていない日々。


こちらも、来週までには、遅れを取り戻したいと思っています。


さて、本日は、NFLヨーロッパ第8週の対戦カード紹介です。
今週は、土曜2試合と日曜1試合。


まずは、ケルン・センチュリオンズアムステルダム・アドミラルズ


かなり、オフェンスが迷走し始めているセンチュリオンズと、
首位を行くアドミラルズの対戦ですから、まあ、ここは順当に・・・。


と、思いきや。


どうも、先週の試合で怪我をしていたアドミラルズのQBギブラン・ハムダンは、
足首(くるぶし)を骨折しており、シーズン終了となってしまった模様です。


絶好調だったハムダンにとっても残念なことですが、
ハムダンに頼りっぱなしだったアドミラルズにとっても緊急事態。


QBジャレッド・アレンが代わりにスターターとなり、控えはQBレジー・ロバートソン
正直、不安が先立ちます。


ちなみに、昨シーズンも、ハムダンは怪我(鎖骨骨折)でシーズンを終えており、
そのときは、QBカート・キットナー(元シカゴ・ベアーズ)が代わりに大活躍し、
チームをワールドボウル優勝に導きました。


果たして、昨シーズンのキットナーと同じように、
アレンロバートソンが「代役以上」となれるかどうか。


ワールドボウル出場に向けて、真価が問われる試合となりそうです。


あと、第2週で対戦したときにも紹介しましたが、
センチュリオンズは、アドミラルズと過去5回対戦して、未だ勝ち星がありません。


中心選手を失って、少なくとも混乱はしているであろうアドミラルズ相手に、
ここは、意地を見せたいところかもしれませんね。


次に、ライン・ファイヤーフランクフルト・ギャラクシー


5勝2敗同士。
ワールドボウル出場を賭けて、大注目の試合となりました。


試合の感想でも書きましたように、
先週は、どちらも勝ち星を挙げたもののパッとしない試合展開でした。


どちらのチームも、ファンブルファンブルの連続。


もちろん、今週も同じことが続いた方が負けることになるのでしょうが、
一方で、本来のファイヤーディフェンスであれば、
相手からファンブルを引き起こして勝ってきた、という面もあります。


先週、ギャラクシーRBロジャー・ロビンソンファンブル連発で、
「第1週に戻ってしまったかのよう」と書きましたが、
その第1週の対戦相手というのが、このファイヤー


当然、ロビンソンは同じ失敗をしないようにしてくるでしょうが、
そこでファンブルをさせてこそのファイヤーディフェンスです。


ファイヤーが本来の「鉄壁ディフェンス」を見せられるのか。
それとも、ギャラクシーが本来のランオフェンスを見せられるのか。


天王山です。


過去の対戦成績では、ファイヤーに分がありますが、
先週の試合内容を見る限りでは五分と五分。


非常に面白い試合となりそうです。
期待しましょう。


最後に、日曜日はハンブルグ・シーデビルズベルリン・サンダー


大幅に負け越しているチーム同士の対戦。
注目は、「シーデビルズの初勝利なるかどうか」というところでしょう。


先週、シーデビルズのQBブロック・バーリンが、ついにスターターの座を降ろされ、
代わりにQBジェイムズ・キリアンスターターに。


しかし、17回中8回成功71ヤード獲得2インターセプト、という、
なんとも散々な成績に終わってしまいました。


そんなわけで、今週は、QBトッド・モーテンセンスターター
2番手には、バーリンが再浮上しています。


モーテンセンは、先週、12回中9回成功79ヤード獲得1タッチダウンでした。


更に、ランニングバックの2番手に、
先週、週間MVP(ナショナルプレーヤー部門)を受賞する活躍をした、
RBジャメイン・アレンが浮上しています。


先週以上に登場回数が増えそうですね。


サンダーは、先週ファイヤーといい勝負をしたとはいえ、
やはり、まだパッとしないところがありますので、
シーデビルズとしても、勝つチャンスは十分にあると思われます。


ちなみに、第3週に行われた同対戦カードは、
オーバータイムの末引き分け、という結果でした。


もう第8週。
今更焼け石に水、とは思わずに、「シーデビルズの形」を作って、
なんとか、初勝利を挙げてもらいたいものですね。


以上、NFLヨーロッパ第8週の対戦カード紹介でした。