ビルズの課題?
今までに取り上げていないキッカーに注目していく企画。
本日は、バッファロー・ビルズのKライアン・リンデル。
2000年に、ドラフト外でシアトル・シーホークスに入団してNFL入りした、
今年プロ6年目の選手です。
2年前にフリーエージェントになって、ビルズ入りしています。
リンデルについて書いておきたいことは、
ここのところ、長い距離のフィールドゴールをほとんど成功させていない、
ということです。
一昨年は、40ヤード以上の成功が3回で、最高が44ヤード。
昨年は、なんと40ヤード以上は1回だけで、43ヤード。
NFLの正キッカーとしては、いかにも物足りない数字です。
シーホークス時代には、50ヤード以上のキックも何回か成功させていますし、
いったい、ビルズに移ってきて何が起こったのか、というところ。
一昨年は、50ヤード以上に2回挑戦して2回とも失敗、
40ヤード以上でも、7回中3回しか成功していませんでした。
昨年の成功率自体は85.7%と、そこそこの数字なのですが、
50ヤード以上には1回も挑戦していませんし、
40ヤード以上への挑戦も3回だけ。
おそらく、ある程度以上の距離では、
フィールドゴールを選択していないのでしょう。
今年、ビルズは飛躍が期待されるのですが、
このフィールドゴールの状況は、
大事なところでチームの足を引っ張ることになるかもしれません。
あるいは、正キッカーの交代なんてことが、
シーズン中に起こってしまうかもしれませんね。
リンデルには奮起してもらいたいところです。