各チームのクォーターバック状況
そういえば、「ニュース」カテゴリーで書くのは、随分久しぶりになりますねぇ。
まあ、そんなに「ニュース」というほど新しい話題でもないですが。
昨日、スタータークォーターバックの話題が出たのですが、
ちょっと、現時点の各チームの「クォーターバック状況」を見てみようかな、
とふと思い立ったので、まとめてみます。(あくまで「現時点」)
まずは、昨シーズンとスターターが替わらない(見込み)のチームは以下の通り。
- アトランタ・ファルコンズ・・・マイケル・ヴィック
- アリゾナ・カーディナルズ・・・カート・ウォーナー
- インディアナポリス・コルツ・・・ペイトン・マニング
- カロライナ・パンサーズ・・・ジェイク・デローム
- カンザスシティ・チーフス・・・トレント・グリーン
- グリーンベイ・パッカーズ・・・ブレット・ファーヴ
- サンフランシスコ・49ers・・・アレックス・スミス
- シアトル・シーホークス・・・マット・ハセルベック
- ジャクソンビル・ジャガーズ・・・バイロン・レフトウィッチ
- シンシナティ・ベンガルズ・・・カーソン・パーマー
- セントルイス・ラムズ・・・マーク・バルジャー
- ダラス・カウボーイズ・・・ドリュー・ブレッドソー
- タンパベイ・バッカニアーズ・・・クリス・シムズ
- デンバー・ブロンコス・・・ジェイク・プラマー
- ニューイングランド・ペイトリオッツ・・・トム・ブレイディ
- ニューヨーク・ジャイアンツ・・・イーライ・マニング
- ピッツバーグ・スティーラーズ・・・ベン・ロスリスバーガー
- ヒューストン・テキサンズ・・・デイヴィッド・カー
- フィラデルフィア・イーグルス・・・ドノヴァン・マクナブ
- ワシントン・レッドスキンズ・・・マーク・ブルネル
以上、20チーム。
パーマーやロスリスバーガーは、
怪我の具合によっては開幕スターターかどうかは分かりませんが、
まあ、治れば問題なくスターターとして出場してくるでしょう。
ブレイディやブルネルも、現在怪我をしているのですが、
恐らく大丈夫かな、という感じです。
加えて。
この4チームも、「替わらない」といえば、替わらないチームに入るかな。
ブラウンズとベアーズについては、昨シーズン、
ブラウンズはQBトレント・ディルファー(現サンフランシスコ・49ers)、
ベアーズはQBカイル・オートンが、それぞれスターターだった期間が長いのですが、
まあ、最後はフライやグロスマンがスターターとして出場していましたし、
その時点で、明らかな「スターター交代」だったので。
ジェッツについては、昨シーズン、ペニントンは怪我でほとんど出場してませんでしたが、
一応、「(怪我がなければ)スターターはペニントン」という位置付けでしたしね。
ただし、今シーズンもスターターかどうかについては、微妙と言えば微妙なんですけどね。
いや、昨シーズンの怪我は大丈夫っぽいのですが、
「また怪我するかも」という心配から、替えられる可能性があるので。
そうなった場合の「対抗馬」は、
元レッドスキンズのQBパトリック・ラムジー、
今年のドラフト2巡指名QBケレン・クレメンス、
昨シーズン9試合にスターター出場したQBブルックス・ボウリンジャーの3人。
ペニントンがスターターだった場合の2番手クォーターバック、
という意味でも、この3人が激しく争っております。
あと、ヴァイキングスは、「実質」的にも「替わらない」で問題ないはずですが、
なんとなく、QBダンテ・カルペッパーから「替わった」イメージもあるので、
一応、「注釈付き」の扱いにしました。
さて、次は、スタータークォーターバックが替わる(見込みの)チーム。
- オークランド・レイダーズ・・・ケリー・コリンズ→アーロン・ブルックス
- サンディエゴ・チャージャーズ・・・ドリュー・ブリーズ→フィリップ・リバーズ
- テネシー・タイタンズ・・・スティーヴ・マクネア→ビリー・ヴォレック
- ニューオリンズ・セインツ・・・アーロン・ブルックス→ドリュー・ブリーズ
- ボルチモア・レイヴンズ・・・カイル・ボウラー→スティーヴ・マクネア
- マイアミ・ドルフィンズ・・・ガス・ファーロット→ダンテ・カルペッパー
以上6チームは、後任がほぼ確定しているチーム。
ブルックス、ブリーズ、マクネアの3人が、
「スターター」→「別のチームのスターター」ですね。
カルペッパーも、一応、それに近いものはあります。
「前任者」の残り3人の「その後」はというと、
まず、コリンズは、現状フリーエージェント。
タイタンズが興味を持っている、という話が聞こえてきています。
ボウラーは、そのままレイヴンズで控えに。
ファーロットは、ラムズに移籍してバルジャーの控えです。
「新任者」の残り、リバーズとヴォレックは、「控えからの昇格」ですね。
さて、残り。
- デトロイト・ライオンズ・・・ジョーイ・ハリントン→?
- バッファロー・ビルズ・・・ケリー・ホルコム→?
というわけで、全チームの状況をまとめてはみたものの、
結局、「混戦」なのは、昨日取り上げたこの2チームだけだったか・・・。
ライオンズは、元ベンガルズのQBジョン・キトナと、
元カーディナルズのQBジョシュ・マカウンと、
昨シーズンのドラフト5巡指名QBダン・オーロヴスキーの争い。
ビルズは、昨シーズン8試合スターターのホルコムと、
同じく昨シーズン8試合スターターのJ・P・ロスマンと、
元パッカーズのQBクレイグ・ノールの争い。
と、まあ、昨日とか、それ以前とかにも書いているように、
そんな感じになっております。
以上。
・・・うーん、もっと「混戦」のチームがあると思って書き始めたんだけども、
意外とそんなことなかったなぁ。
なんか、消化不良なので、
最後に、「2番手クォーターバック争い」が激しそうなところを取り上げてみます。
まず、先ほども取り上げましたように、ジェッツが大混戦。
それから、ブロンコスが、今年のドラフト1巡指名QBジェイ・カトラーと、
昨シーズンの控えQBブラッドリー・ヴァンペルトの争い。
「将来のエース候補」はカトラーだとしても、
今シーズンについては、分からないところです。
チーフスは3人。
ベテランで昨シーズン「3番手」だったデイモン・ファードと、
今年のドラフト3巡指名QBブローディ・クロイルと、
昨年までカナディアンフットボールリーグに在籍していたQBケイシー・プリンターズの争い。
・・・これは一見激しそうだけど、なんとなく、パッとしない争いに見えるなぁ。
個人的には、最近CFLに注目しているので、
プリンターズとか、活躍してくれると面白いけども。
そして、バッカニアーズ。
昨シーズンの「2番手」はQBルーク・マカウン(ジョシュ・マカウンの弟)だったのですが、
このマカウンが、先週、膝に怪我を負ってしまいまして。
これが、伝え聞くところによれば、「シーズン絶望」とも言われております。
(本人は、早期に復帰する気が満々のようですが)
そうなると、昨シーズン途中に49ersからトレード移籍してきたQBティム・ラテイと、
今年のドラフト6巡指名QBブルース・グラドカウスキーが、「2番手争い」ということに。
まあ、「争い」はしているようですが、
バッカニアーズは、スターター(クリス・シムズ)がまだ若いので、
「年長者」のラテイが、すんなり2番手になりそうな気もします。
例えば、もしシムズが怪我か何かしたときに、
いきなりグラドカウスキー登場、ってことはないように思いますし。
・・・と。
今後、トレーニングキャンプに入って、各チームの状況が一変する可能性もありますが、
「現状」は、そんな感じになっているようです。
本日は、こんなところで。