第7週:GB at MIN
「6月1日」が過ぎましたが、今年はあまり大きな動きが無いようです。
というわけで、補足を引き続き。
第7週に入って、グリーンベイ・パッカーズ対ミネソタ・ヴァイキングス。
NFC NORTHのライバル同士。
この地区は、毎年のように、この上位2チームが接戦となり、
地区優勝は最終週近くまでもつれることが多いです。
ちなみに、一昨年は1勝差でパッカーズが地区優勝で、
ヴァイキングスはプレーオフ進出ならず。
昨年もパッカーズ地区優勝で、
今度は2勝差ながら、ヴァイキングスもプレーオフ進出しておりました。
現在のNFLの仕組みでは、同じ地区には4チームが在籍し、
同地区同士対戦は、1シーズンに各2試合(ホーム&アウェイ)が行われます。
ところが、昨年はこの対戦は3試合もありました。
というのも、通常の2試合に加え、プレーオフでも対戦したんですね。
実は、一昨年までのこの2チームの対戦成績は、
42勝42敗1分けと、全くの5分だったそうで、
更に、過去3年の対戦成績は常に1勝1敗と、ここでも5分。
本当に良いライバル関係にあります。
で、昨年なのですが、
レギュラーシーズンの2試合は、いずれもパッカーズの勝利で、
「5分」の状態から、パッカーズが上回ってきたんです。
ところが、プレーオフではヴァイキングスが勝利。
プレーオフはトーナメントですから、
昨シーズンはどちらの成績が上だったか、と言われると、
やっぱり、「ほとんど5分」としか言いようがないですね。
さて、そんな中の今シーズンは、どうなるか。
巷のパワーランキングを見ますと、
ヴァイキングスがかなり高評価を得ているようです。
しかし、名QBブレット・ファーヴも、
いよいよ最後のシーズンかと言われている今年、
パッカーズも、ライバルチームに先んじられるわけにはいかないでしょう。
「見ていて楽しいクォーターバック」であるファーヴを、
是非、楽しみながら見られる試合であるといいなぁ、と思っております。